2019年01月27日(日曜日)
1.27.何の気なしに名古屋市南区の「くつ塚」に行ってきました
何の気なしに名古屋市南区の「くつ塚」に行ってきました。
「くつ塚」とは、
昭和34年、私が小学校二年生の時に、
名古屋を直撃した台風「伊勢湾台風」が引き起こした洪水で
5,098人もの死者と行方不明者を出した戦後三番目の大災害で、
真夜中に洪水発生、南区の南光中学校へ避難する人々が
途中の十字路に発生した大渦に巻き込まれ、
貯木場から大量に流れ出ていた直径数mの大木ラワン材に押しつぶされて
多数の死人が出て、
その渦の十字路には死んだ人たちの長靴が大量に積み重なっていました。
その様子から、慰霊碑が建立された所を「くつ塚」と呼ぶようになりました。
私はその近所に住んでいました。
伊勢湾台風の時には隣の大生小学校に
ギリギリで死ぬ寸前避難して助かりました。
中学校は南光中学校だったので、通学路にその「くつ塚」がありました。
近くの道を通る機会があったので、
何十年ぶりかで「くつ塚」に行こうと思い立って、
すっかり変わってしまった南区の街並みを記憶を探りながら縫って探し、
なかなか見つからなかったのですが、
30分くらい探していて、
不意に勘違いに気が付いて、想い出して突然「くつ塚」を見つけました。
随分、小さく思えました。