2005年06月07日(火曜日)
1186.さぁシンガポール!
今朝、朝早く中国の“大連”から名古屋に帰ってきた。
元気いっぱいである。
しかし、昨日の夜はとてもつらかった。
と言っても、泊まったホテルがまたひどい所であったという訳ではない。
一昨日のホテルは、二泊の予定をキャンセルして、
昨日は大連・開発区の中の立派なホテル。
“INN FAIN HOTEL”という。
一昨日のひどいホテルと同じ“四つ星”のホテルであるが、
天と地の違いほどの差がある清潔かつ快適なホテルであった。
夕方まで元気満々であり、少ない時間でバリバリと仕事をした。
いい事もあったり、誤解からちょっと辛い事もあったが、
仕事は大方うまくいって、
晩飯を廣瀬君と大連の“付さん”と3人で食べる約束をしたのだが、
付さんと別れてから
急にお腹が痛くなって、ホテルのトイレに駆け込んだ。
少し下痢気味であった。
それから、何故かしんどくなって、
ベッドに横になってウトウトしていたら、体から力が抜けていくような気がして、
ぐったりとした気分になってしまい、
晩御飯の時間が来ても、辛くて、付さんに電話をして晩御飯の約束をキャンセル。
廣瀬君とホテルのレストランで消化の良さそうなものを少し食べて、部屋に戻り、
ベッドに横になったら、そのまま眠ってしまった。
現地時間、夜の8時過ぎである。
次の日、つまり今日の朝は飛行機の時間が早いので、
午前5時半に起きた。
前夜寝たのが午後8時過ぎなので、
正味8時間半~9時間寝たことになる。(久しぶりにたくさん寝た。)
十分に寝たせいか、今朝はすっかり元気になっていた。
あの前の夜、辛かったのは何だったんだろうか。
ただ単なる寝不足であったのか、
気が着かないうちに疲労が溜まっていたのだろうか、
それとも、大連の海辺のレストランで食べた「エビ」がいけなかったのだろうか。
生のエビを中国酒に着けたもので、地元の人でも好き嫌いがある癖のある料理だ。
あれに軽くアタッタのだろうか。
久しぶりに、体の芯から“しんどい”と感じた夜であった。
このところ、
手がけている仕事が多過ぎてか、
頭が回りきらず、
先がスキッと見えていない感じがすることが多い。
ものすごく充実はしているのだが、
今ひとつ達成感が無いまま毎日が過ぎているような気がする。
わが社のラスプーチン酒部が言った。
「シンガポールに行ってらっしゃい。
11日に出発してシンガポールに行くと、社長にまつわる悪いものが全部取れます。
11日に出発しないと意味がありません。
これは、年に一度有るか無いかの非常に大事な日なんです。
行き先はシンガポール。絶対です。
ぜひ、谷基司常務といっしょに行ってください。
谷常務もすっかり元気になります。間違いありません。」
馬鹿馬鹿しいと思いながらも、
こうも断定されると、その気にもなってしまうものだ。
で、ためしに旅行代理店に聞いてみたら、
簡単に格安チケットが取れてしまった。
片道五時間余りの中部⇔シンガポール往復が5万円台である。
これなら中部⇔札幌千歳の往復特割り料金と変わらない。
しかも、11日と12日は、たまたま(本当に偶然に)予定が入っていない。
しかし、
その旅程はちょっとすごいもので、
11日(土)
・10時半中部国際空港出発
・15時半シンガポール着
12日(日)
・シンガポール在
13日(月)
・午前1時!シンガポール発!
・午前8時!中部国際空港着(仕事が出来る!)
土曜日の午後シンガポールに着いて、月曜日の朝、名古屋に帰ってくるのだ。
これを、正味1日半のシンガポール滞在の1泊3日の旅、と言うのだそうだ。
土曜日と、日曜日を使って、
月曜日の朝には名古屋に帰ってきているので、
月曜日の予定は何事もなく、こなす事が出来る。
これは死ぬほど疲れるか、
ラスプーチン酒部の言うとおり、二人ともバリバリの元気になって帰ってくるか。
どちらかである。
いずれにしても、
一度シンガポールには行って見たかった。
金持ちの国シンガポールでどんな洗車があるのか、一日半あれば十分である。
じっくりと見てきてやりたい。
こんな馬鹿な動機でもなければ、なかなか新しい所には行けないものなのだ。
しかし、
そう言えば10日に四国高松に行く用事があるので、
ついでに、その夜、佐賀の田中さんのところに行く約束をしていた。
10日の日、
一日で名古屋→高松→福岡→佐賀→名古屋は、
物理的に絶対無理である。
田中さんに約束をキャンセルさせてもらう電話をしなくてはならないが、
本当の理由を言っても信じてもらえるだろうか。
それだけが心配である。
大連市内の町
大連の海
大連のキーパーがけ
大連の洗車機(これはびっくり最新に近いダイフク製であった。)