2004年12月17日(金曜日)
1078.今日、最高の運勢
朝、テレビを見ていたら、「今日の運勢」をやっていた。
星座占いなどを信じているわけでもないし、アテにしているわけでもない。
でも、「今日のあなたの運勢は最低。○○に気をつけてください。」なんて言われると、
つい、気になって見入ってしまうこともある。
朝、たまたま賑やかしに着けていたテレビが言う。
私の誕生日3月18日は、「うお座」
本日の「うお座」の運勢はナンバーワン。
金運最高。恋愛運バッチリ、仕事運も大成功。
ラッキーカラーは赤。
「ふ~~ん。赤か~~。」
朝の準備、何気なく「赤」が入ったネクタイを選ぶ。
朝、会社に出ると、
いつも、誰かが、真っ先にコーヒーとミネラルウォーターを出してくれる。
コーヒーは、カップの底がはっきり見えるほどの薄いコーヒー。
でも、今日は私が自分の席に座っても出てこない。
たまには忘れられることもあるので、「何かくれるかなぁ」とそっと催促したら、
「すいません、今日、まだお湯が沸いていなくて・・もうすぐ沸くと思いますので・・」
あ~、気が付いていてくれたのに、
つまらない催促をしてしまった。
今日は自分に余裕がないなぁ、と少し反省する。
昨日の夜、業界新聞に送った原稿の字数がやっぱり多過ぎると連絡があって、
急いで、修正にかかる。
1,300文字あったものを1,000文字に減らすのだ。
この原稿はある業界紙から依頼があった新年号の年頭挨拶の原稿。
去年に続いて今回も私に指名が来た。
これに出させていただくことは大変名誉なことであるのだが、
硬い文章はどうも苦手で、毎回苦労する。
しかも、どうしても長い文章になりがちな私は、字数を減らす作業は本当に苦手である。
ツライ。
ほんの一時間であったが、唸りながら、何とか目的の字数にまで減らす。
あ~~しんどっ。
約束していた人が来て、早速面談。
どんな人か期待していたが、
あれっ?って感じで、面談はすぐ終わってしまった。
どうも、おかしい。
今日の私の運勢は最高のはずなのだか。
昼飯を食べようと、
カレーの「CoCo壹番」に行く。
この間行った上海の「CoCo壹番」と、日本の「CoCo壹番」が、
どんな風に感じ違うのか、味が違うのか、楽しみであった。
今日は新メニュー「コロコロポークカレー」と「ポテトサラダ」を注文。
ところが、この日の注文は若い男子が取りにきた。
私は「CoCo壹番」のよく躾けられた女の子に注文するのも、楽しみだったのに、
初めて男子のアルバイトである。(がっかり)
おまけに、こいつ、注文の復唱で「ゴロゴロポークカレー」と言う。
「ゴロゴロ」ではない。「コロコロ」が正しいのだ。
私が、そう言ったら、ヘラッヘラッと笑って行ってしまった。
ムカッとくる。(腹が減っている時は、そんなものである。)
ついていない。
サラダが来たが、いつものサラダと様子が違う。
今年の台風と異常気候で“レタス”が高騰しているので、
野菜がキャベツの千切りになっている。
(私はある事情があってキャベツが嫌いなのだ。)
がっかりである。
自分で選んだのだから文句は言えないが、
「コロコロポークカレー」はハズレであった。
やっぱり「イカリングカレー」にしておけば良かった。
ついていない。
会社に帰ってきたら、すごく眠くなって、椅子で少し寝てしまった。
どうも緊張感が出ない。
経理の担当者が11月の試算表を提出してきた。
予想よりもかなりいい結果で満足。
あれっ? 「金運最高」とはこれのことか?
いやいや11月の試算表は、過去の結果であって、運勢とは関係ない。
金運最高とは、
どこかで500円玉でも拾ったりする不意の幸運でなければならなのだ。
な~んだ、500円玉はなしか・・。
つまらない。
それから色々あって、普通に時間が過ぎて、
2時過ぎに突然思いついた。
「そうだ酒井さんの名古屋の店を見に行こう。」
先月、神垣さんのオフミでいっぱい話をした人で、
各務原石油の社長。キーパーと快洗Bossとアクアキーパーのユーザーである。
大切なお客様であるが、
彼の話は私にたくさんのヒントをくれる玉手箱でもある。
ちょっと行き詰まりを感じたので、彼の話を聞きたくなったのだ。
ひとつ仕事をキャンセルして、大急ぎで名古屋千種区に走る。
たまたま、酒井さんも3時過ぎに名古屋の店に来ているそうだ。
運がいい。
しかし、4時半には千種区の店を出なければならないそうで、
急ぐ!
NAVIでは、4時10分に到着と出ているが、10分は縮める自信がある。
ところが、
名古屋高速「呼続出口」の手前で突然、車列が止まってしまった。
500mぐらい先で事故のようだ。
完全に動かない。
「あちゃ~~っ」である。
あわてて携帯で電話をかけ酒井さんにわびる。
「イヤ、いいですよ。待ってますから、ゆっくり来てください。」と言ってくれるが、
迷惑をかけ、かえって恐縮する。
しばらく膠着状態であった渋滞の列が動き始めた。
止まってから10分ぐらい経ったあのこと。
事故は、ちょこんと当たった程度の3台のオカマの事故であった。
しょうもない。
道を塞ぐほどの事故でもないのに・・・・。
ノロノロとみんな見物しながらで、現場を通過するのにまた10分ぐらいかかる。
ばかばかしい。
まったく、ついていない。
ようやく、各務原石油さんに到着したのは4時半過ぎ。
酒井さんは待っていてくれた。
どうも、四時半に店を出発しなければならない約束を、キャンセルしていただいたようだ。
ますます恐縮する。
「今日は、星座占いの運勢が最高だったんですけどね。
かえって色々ついていなくって、ごめんなさい。」
私がそう言うと、
酒井さん「谷さんの誕生日三月十八日でしょ?私も三月十八日なんですよ。」
私 「えっ?同じ誕生日?」
酒井さん「うお座でしょ?だから、私と谷さんは同じ運勢なんですよ。」
続けて「実は、私も今日はついていなかったんです。星座占いは当てになりませんね。」
私 「へぇ~~、まったくそうですね。」
私は、自分と同じ誕生日の人に、生まれてはじめて会った。
そして、星占いが当てにならないことも知った。
しかし、そのあと二時間あまり、店の中でいっぱいの話をして、
特に酒井さんはいっぱい喋って、私に仕事のヒントをいっぱいくれた。
同時に元気もくれた。
酒井さんは話をしていてすごく楽しそうであった。
そう思うと、同じ誕生日である二人にとって、
今日は、やっぱり最高の運勢であったのかもしれない。
星占いも、ひょっとしたら、まんざらでもないのかもしれない。
私と同じ誕生日の酒井さん
お店のスタッフの方々
年末に向けての告知チラシ。グッドである。
快洗Bossの側面。いいですね。
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