谷 好通コラム

2004年06月11日(金曜日)

973話 へぇ、びっくりした

先日、ある自動車雑誌の取材が相模原店であった。
「コーティング特集」で、“KeePre”が対象である。
今月3誌目

 

今回のその自動車雑誌は、その発行部数が同類の雑誌の中では一番多い雑誌で
その影響力がかなり期待できる。

 

このような雑誌社は本社が東京に集中している為、
愛知県まで来て取材されることは、まず無かったが、
「相模原店」が神奈川に出来てから、
近いからだろう、ずいぶん何社かが取材に来られている。

 

取材されることは、一般消費者の方にKeePreの認知が拡がる事で、
間違いなく全国のKeePre施工店さんのお役に立てることであり、
積極的に取材に応じることにしている。

 

今回の取材は凝っていて、
記者さんが自分の車を持ち込んで、
目的のコーティングを実際に施工してもらい、
使用前・使用後でどのように変わったのか、“光沢計”で計測し、
客観的に評価しようというものだ。

 

しかし、今まで私たちは、このような機械を使ってのテストを信用してこなかった。
美しさとは人間の感性で測るものであって、
反射率とかを基準にして、それで光沢があるかどうかとは、
必ずしも一致しないものであると思ってきた。
つまり、表面にギラギラしたワックスを塗りたくって艶を出したものと、
KeePreのように塗装本来の艶を引き出すものでは、
同じ基準で計測しても、「良さ」というものまでは分からないと思っていたのだ。
だから、光沢計を使ったことも無かった。

 

しかし、そんな風につっぱっていたのは昔の話、
今度の取材に応対したのは
広報室の近藤女史と、快洗隊のH・オサム。
そんな事は知る由も無い。
初めて見た光沢計に興味津々、大喜びでテストをお受けしたのであろう。

 

テストに持ち込まれたのは“ポルシェ”
それも、かなりの経年車であったらしい。
天井の一部は色退けしていて、艶もあまりある方ではなかった。(らしい)
色は“黒”。
ブラックポルシェである。
第一回目の光沢計での計測
「使用前」の数値は、「六十ポイント後半」
傷んでいる屋根の部分は「四十ポイント台」まで下がっている。
(計測箇所で数値が動くので、何十ポイント台としか言いようが無い)
やはりあまり芳しくない。

 

まず、極上洗車の“撥水洗車”
手際の良い洗車に記者の方は驚かれたらしい。
そして、光沢計でチェック
「八十ポイント後半」
洗っただけでここまで行ったのは、かなりの物だとの評価をいただく。

 

例として、ワックスの帝王であるベストセラーのシュ○○○○ーの高いワックスが
「九十ポイント前半」
この辺が最高レベルの得点。

 

そして、今度はキーパー。
KeePreだ
バフによる磨きも、ベースアップ2による埋め込みも何もせず、
つまり下地処理なしで、
やおら、KeePreファイナル1でコーティング。
その間わずか15分。
出た結果が、
何と!「九十ポイント後半!」
場所によっては「104ポイント」まで上がった。

 

「すっげ~」
「こんなに上がるなんて、光沢計が壊れているんじゃなんの?」
そう言って、光沢計のメーカーに電話を掛け始めた。
そして、何度も何度も
光沢計をいじりながら測り直してみるが、やはり「九十ポイント後半」
場所によっては「100ポイント」を越す。

 

「こんなに簡単に、ここまで光沢が上がるなんて、スッゲ~よ、これっ」
これが、取材の記者さんたちの
今回のKeePreに対する評価であったようだ。(うれしいっ)

 

と、まるで見たかのように書いているが、
全部、H.オサムが言っていたことを、“聞いて”書いた事。
うれしくて、多少オーバーになってしまっているであろう事は勘弁して欲しい。

 

それにしても、
「美しさは、人間の感性で感じるものであって、機械で測るものではない。」
なんちゃって、
機械をバカにしていたのに、
「光沢計ってすごいじゃん。買って来ようかなぁ~」
なんて、コロッと変わるところは、
バカなお調子者の典型だ。

 

 

・・・・
それにしても、雨が降る。
梅雨であることはよく分かっているが、
それにしても、雨だ。

 

何とか明日からの週末は、少しは晴れてくれないかなぁ。

 

 

残念ながら今日は写真が無い。

 

 

そこで、本文とはまったく関係なく中国の写真を。
いつもの中国の写真ではなく
下町の、というより華やかなビル街以外の、というより上海の当たり前の風景
昔からの上海の当たり前の風景を何枚か載せます。
実は、上海に行って一番感激したのが、こんな街の人達の逞しさだったのです。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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