2003年12月26日(金曜日)
859話 私の机上の空論
今年の年末はいやに長い気がする
20日ぐらいから、いつも店が混みあっていて
ずっと土曜日と日曜日が続いているようだ
いつも、年末の5日ぐらい前からは長蛇の列が出来て
お客様を大変長い時間お待たせしてしまうことが多かった
それで早めに来店いただいているのかもしれない
しかし、だとすれば
安城店、知立店、北神戸店とも
同じようにかなり前から混雑している理由が分からない
何故、今年はこんなに早くからラッシュが続いているのだろうか
よく考え見なければならない
いずれにしても
こんなに前から混雑が続いているので
どの店のスタッフも、みんなすでに体力的にはバテはじめている
応援がどの店にもまだ入っていないのだ
全国の営業スタッフが集まってきて応援に入ってくれるころ
スパートが始まるのだが
この時点ではまだ入っていない
通常のメンバーだけで
今年は、延々と続く土日のようなラッシュを一週間以上続けている
(時おり、SOSが事務所に入って
急遽、専務や開発部長が駆けつける場面はあったが)
例外的に
年末迫ってからどうしても外せない用事があるということで
今日と明日
北海道から高所長が早めの応援で、刈谷店に入った
応援一番乗りである
快洗隊を満喫している
明日からは、部長職も含めたスタッフ全員が、順次、応援に入って
年末の快洗隊を盛り上げてくれるはずだ
今日現在の洗車売上
刈谷店、498万
知立店、235万
安城店、252万
北神戸店、208万
いずれも目標に対しては射程距離に入っている
しかし、洗車のお客様で店の中がいっぱいになっていると
鈑金とか車検オイルなどの受注が思ったより伸びない
いずれの店も
洗車外収益は20~40万どまり
大晦日までの3日間
刈谷では1日70~78万の実績を持っている
平均75万×3日=225万
明日から3日間が、平均50万と考えると
50万×3日=150万
498万+225万+150万=873万
目標の888万に15万足らない
あと6日間で前年実績に1日2.5万上乗せが必要となってくる
できるか?
それとも、今年はアクアキーパーという強力な武器があるので
前年実績の110%出たとすれば
あと6日間で412万となり
498万+412万=910万
前年実績などはるかに凌駕するような、こんなとんでもない結果を出すか?
他の3店においては
あと6日間どうなるかさっぱり分からない
前年までの実績がないからだ
しかし、3日前の安城店は30万
知立店も25万円UPを、今日を含め4日間も達成している
北神戸店も22万をマークしている
明日からの応援も考えると、店のキャパシティは
40~50万と言える
ならば、3店とも刈谷店の60%以上のポテンシャルを持っていることになり
あと6日間で
刈谷店の前年実績(225万+150万)×60%=225万
これぐらいは可能となってくるのだ
特に、160坪と刈谷店に比べて90%近い面積を持っている安城店は
その地形の不利もあるが
(225万+150万)×70%≒260万の可能性すらある
となると
すべての条件がプラスに揃えば
知立店、235万+225万=460万
安城店、252万+260万=512万
北神戸店、208万+225万=433万
そして
刈谷店、910万
と、とんでもない数字が並ぶことになる
合計で2,315万 ・・・
洗車外収益は少なめに考えて、プラス150万
・・・・
獲らぬ狸の皮算用
あるいは
机上で考えた空論?
まったくその通りである
現場から離れた私が
数字をひねくり回して出しただけの空論である
そんなに簡単なものではない
5000円のキーパーを仕上げるのに、少なくとも30分はかかる
それを1日中続ける
そうして、やっとの思いの積み上げで、
何万、何十万という数字が出来上がってくるのだ
年末は、洗車屋にとっては、ある意味ではお祭り
しかし、一台一台をしっかりときれいに仕上げていくのは
並大抵のことではない
年末になると
現役を離れた私としては
罪悪感にも似た、心落ち着かぬ日々を送ることになる
刈谷店の新人・安藤君
最初会った時には、「なんと暗いやっちゃ」と思ったが
今では、最も頼りになるスタッフとして大活躍である