2003年12月07日(日曜日)
848話 元気だらけの日
今は広島のホテルにいる
昨日から今日にかけてMINE
最後になるかもしれないMINEでのジュニア耐久レース
それに出場して、終わって
一緒に来た者はみんな新幹線で名古屋に帰った
私は、明日広島で仕事があるので
広島で途中下車、一人でホテルにいる
おととい
MINEの近く、新山口(旧・小郡)脇のホテルに着いた
全体会議を終えてそのまま新幹線に乗ってやってきた
到着したのが夜10時半
ホテルには、メカニックの“岩永さん”と“野口さん”が待っている
新幹線の駅に向かう車の中でパンをかじったので、それほど空腹ではなかったし
彼らと飲もうと思っていたので
駅弁は食べていなかった
ホテルに到着後
早速飲む!
いつものこのビジネスホテルは食堂が開放されていて
持ち込み自由
(1泊4980円)
ビールと、コンビニで仕入れた菓子とおにぎり
そして、岩永さんが買ってくれた焼酎5合ビン
結局1時半まで飲んだ
楽しかった
それでも根性出して、書きかけのコラム書いて
(それは、まじめな内容だったのに、最後を酩酊状態で書いたので
文末に「なんちゃって」と書いてしまった
これは、たくさんの人から大ブーイングをいただいた。大反省m(__)m)
寝たのは2時半
次の日、土曜日は朝6時に起きてMINEに向かう
お天気は雨
サーキットに着いた頃は一度やんだが
また少し降ったり、またやんだり
午前中は結局ウェットコンディション
畠中が1本走っただけで、私は走らなかった
頭がボォーッとしている、二日酔いだ
急に立ったりすると目まいがして、最悪のコンディション
昼飯を食ったら直るかと思ったが、それでもまだフラフラ
調子に乗って飲み過ぎた
ようやく昼2時過ぎに頭がすっきりしてきて
雨もやんで
しかも、寒い風が吹いてきて路面が乾いてきた
チャンスと思って、早速レーシングスーツに着替えてコースに出る
その日は準備運動程度でいいと思っていたので
この1本だけ
しかし、この1本が重要で
これを走っておくかどうかで
日曜日の日のブッツケ本番の予選がまるっきり違うのだ
タイムもそこそこで、とりあえずOK
私が走り終わった直後からまた雨が降り出して
その日は結局ずっとダメであった
だから、夕方まで26番シビックのステッカー張りをやっていた
26番シビックとは
去年までS氏が乗っていたあの37番シビックのこと
S氏からシビックを返してもらったとき
37番は自分のオリジナルの番号だと言うことで
元々の自分の車に37番をつけてしまったので
仕方なく25番キーパーレビンの次の番号26番をつけた
車じゅうにデカデカと貼ってあったS氏の名前のステッカーも全部剥がして
新しい番号26番と、KeePreのステッカーを貼った
今回は欠場のグリッと吉田君が作ってくれたいっぱいのステッカーを貼って
何か、やっと自分たちのシビックになったような気がした
今回のレース
25番キーパーレビンには
Aドライバー、H.オサム
Bドライバー、谷 好通
Cドライバー、助っ人、H.オサムの親友である倉重君
倉重君はもともとA111(現レビン)乗りで、私よりもちろん速い
26番シビックには
Aドライバー、山本信
Bドライバーに、夏のジュニア耐久にも助っ人してくれた「塩川くん」
とりあえず準備OK
ホテルに帰って
わざわざ佐賀から応援に駆けつけてくれた田中篤氏とマネージャーを向かえ
みんなで飲んだ!
また飲んだ!
二日酔いは1本走った時点でもうすっ飛んでいる
新山口駅の在来線側のチョッとした
本当にチョッとだけの繁華街、その中にある「入道」
ここは、うまいのだ
みんなで8人
話に花が咲いて
田中さんがものすごくうれしそうにいっぱい話をしてくれて
初めて応援に来てくれた我社の専務、つまり弟もいつになく話に乗ってきて
いっぱい話をして
いっぱい食べて
飲んで
メチャクチャ楽しくて
それでも、飲み会のスタートが8時半と少し早かったので
終わりも意外と早く
夜寝たのは、11時過ぎ
ぐっすりと寝た
またまた楽しい一日であった
翌朝はすっきりとした気分で起きることが出来た
そして本日
今年最後の、そしてひょっとしたらMINE最後の、ジュニア耐久レースの本番
今の時点で、もちろん結果は出ている
結果は、27台出走中6位
なんとトラブルもなく、無事走り終えて6位
気分的には可もなく、不可もなし
その様子は
「スーパー耐久参戦記・番外編」に書きたい
この何日か考える事がいっぱいで
しかも、ショッキングなこともあって(自分なりにである)
頭の中がパンクしそうであった
しかし、サーキットに来てから
イヤその前日、新山口のホテルに着いたその瞬間から
仕事のことを全部忘れた
私はオーバーな表現ではなく
起きている間は100%仕事のことを考えている
それが当たり前だし、その事が決して嫌いでもない
むしろ、そうしている事が、生きている実感を体中に感じられて、大好きである
しかし精神的には
確実に疲れてくることも事実で
レースに出て、すっかり仕事のことを忘れてしまうこんな日があると
また体中に元気が戻ってくるのが
実感として分かる
レースに出ると、体中に肉体的な疲れがドカンと来るが
精神的にはドカンと元気が蘇って来る
レースは私にとって「元気の素」
体が疲れ切っているのに
気持ちの中に元気が思いっきり復活してきている
この瞬間
私は今、とっても幸せな気持ちになっているのです
決勝レースを走り終わった“へなちょこレーサー?”
また、元気のカタマリにしまったのだ