2003年12月03日(水曜日)
846話 酔っ払いの戯言
昨日は、酔っ払って話を書いてしまった
読み返してみると実に気配りの無い書き方をしている
よっぽど消そうかとも考えたが
あえて消さなかった
どうしても消さなくてはならないという理由が
自分の中に見つからなかったから
まっいいか、ということに
ほとんどの人が酒を飲む
酒を飲むと圧迫感が無くなって開放された気分になる
だから
自分の気持ちの中に泣きたいような気持ちが鬱積している時
無性に酒を飲みたくなる
そんなときの酒はつい深酒になりがちで
次の日にひどい気分になって、後悔のカタマリになることも多い
「飲まんきゃいいのに」と、スーパー耐久のマネジャーの言葉のように
深酒の果てはいつも
「飲まんきゃよかった」の後悔の念で結末だ
そう思っても酒はやめられない
それだけ、人間は生きていくだけでも、それ自体が鬱憤の種となるということか
酒はやめられそうに無い
やめるつもりも
やめる必要も無いのだから
やめなくたってどうって事ないのだが
・・・・
今日も飲んでしまったのだ
気持ちがとても重い
先日のスーパー耐久戦打ち上げの宴会で
飲み過ぎて
記憶が無くなってからも
私の相手をしてくれた岩永さん
その岩永さんのガレージに、先週お邪魔した
岩永自動車
思ったよりずっと小さくて
思ったよりはるかにきれいで清潔であった
中はレースカーばかり
我が17番インテグラも分解されるのをじっと待っていた
来年は新しいボディに
使えるだけの今年のパーツが移植され、新たなパーツも追加されて
新しいレースカーに生まれ変わる
私はこのガレージに来て
なぜかホッとした気持ちになれた
大好きな空気が流れているのだ
こんな日は酒を飲まなくても
静かに寝ることが出来る
また、何か苦しい事があったとき、この空間に来て
ジッとしていたら元気になれるような気がした
(岩永さんにとってはジャマなだけか)
けたたましいばかりの喜怒哀楽が
毎日の仕事の中で繰り広げられ
その日が激しければ激しいだけ
終わったら、やっぱり飲みたくなって飲んでしまう
いつもは、ダイエットビール(50%カロリーオフ)を2本と
焼酎を少し
頭が痺れてきた時に、そのままスッと寝てしまえばいいのだが
そこから、ついグチュグチュと考えてしまうと
夜の夜中にもう一度飲み直さなくては、寝れなくなってしまう
そんなことはそれほど多くはないのだが
ここ何日かに何回かあった
私は、トンボになりたい
もうすぐ30kgになりそうな、大きな亀の「トンボ」
彼の空を見るような目で
世の中を見る事が出来たら、どんなに幸せなのだろうかと思う事がある
※バナナを食べた後なので、口の周りがバナナだらけ
決して疲れているわけでも、滅入っているわけではない
私自身はいたって元気なのだが
しかし
自分を甘やかせながら自分を追い詰めていって
どうしようもなく切実な事態に陥っている有能な者がいて
その切実さが、端から見ていると、また甘ッたらしくて
どうすればいいのか、私まで分からなくなって
そのことでは、他人事ながら滅入ってしまう
この間の“もてぎ”で、一番気に入っている写真
みんないい表情しているでしょ
こんな時が一番元気なんだけど