2003年08月16日(土曜日)
778話 北神戸店の開店
※注
(これを書いているうちに、また日付が変わってしまいました。
文中に“今日”とあるのは、8月15日のことです。)
今日は神戸
快洗隊・北神戸店の開店を見に行った
今日は午前中が雨で
昼過ぎには上がったらしいが
私が店に着いた3時前の時点で、わずか3台の来店
「平気、平気、ぜんぜん平気」と強がって見せるが
内心、「あちゃ~」とは一応思う
この北神戸店には
2階がある
わずか102坪の敷地なので
建設費が少しかさんでも、2階部分を作る必要があったのだ
その2階には
スタッフ休憩ルームと、事務室と
アイ・タック技研の神戸営業所が同居する
北神戸店のスタッフと、神戸営業所のスタッフが同居し
お互い気を使うこともあるのかな、なんて思っていたら
まったく、そんな心配はなさそうだ
神戸快洗隊の阪田さんは
「店が忙しいときには、鴨井さんが手伝ってくれるそうですから、助かります」と
涼しく言っていた
彼女は、もう鴨井をすっかり手なずけたようだ
たくましいものである
それから今日は
山口県の宇部から岡田さんが応援に来てくれていた
彼は思うところあって
「アイ・タックに入社したい」と言ってくれている
もちろん大歓迎である
彼の信じがたいほどの情熱は
アイ・タックに大きな影響を与えてくれるだろう
大きな期待を持って歓迎する
※なぜか、オロナミンCが良く似合う“岡田義之氏”
北神戸店の2階で
その岡田さんと、西日本営業部総括の谷基司部長と私
3人でいろいろ話をしていたら
1階の店の方から
「いらっしゃいませ」の声が何度も聞こえてきた
声がするたびに
ワクワクしながら店のフィールドを覗く
2階からは店のフィールドが良く見渡せる
まるで特等の観覧席に座っているようだ
そして、3時半過ぎぐらいから
コンスタントにお客様が来店するようになった
実は・・・私は「ラッキーボーイ・福の神」なのだ
飲み屋さんであっても、レストランであっても
何屋さんであっても
私が来店すると
そのあとから続々とお客さんたちが入ってきて
たちまち満員になってしまう
近頃、特にそんなことに気がつき始めた
空いていると思って入った店が
すぐ満員になってしまい
結局私は、あまりかまってもらえなくなる
だから、考えてみれば損な役回りであるが
それが自分たちの店である場合は、「やった~」ということになる
ボチボチと、お客様で店の中がいっぱいになって来たところで
店の外に出て
道路の向かい側から、お客様の目になって
店をジックリと見ることにした
この角度から店を見ると
屋根のテントの幅だけの分が店の奥行きに見えてしまい
ずいぶん薄っぺらな店舗の印象になる
早速、左奥の部分に何らかのものを立てて
店全体の大きさを見えるようにすることにした
すぐ実行されるであろう
(※テントの奥行きの倍の分、写真のほぼ左端までが快洗隊なのです。)
しかし、考えてみれば
何でこの店のフィールド全部を
テントでバッサリと被せてしてしまわなかったか
そうすれば、最初から大きな存在感のある物になったであろうに・・・
今思うと、無念で仕方がない
しかし、あの時は、それがベストであると考えたのだ
知立店を建て
それを運営してみて気がついた導線の悪さを
北神戸店では解決できている
しかし、安城店で分かった“全面テントの良さ”は
北神戸店とほぼ同時期に建設が進んだ安城店が出来上がるまで気がつかなかった
この教訓は、次の店で必ず活かされるであろう
これで、ほぼ同じ建設費。北神戸店には2階があるとはいえ、やはり迫力が違う
もう一つ
この写真のように、サインポールの裏面が
通行車両の目線から見ると
建物の陰になっており
マスコットの鯨だけが見えて、快洗隊の文字がまったく見えない
ここの看板、裏と表の構図を変えれば良かった
出来上がってから
あれはこうすれば良かった、ああすれば良かったと思うのは
何かを造ったあとに思う毎度の後悔
今更どうすることも出来ない
しかし、こういうことをしっかりと頭の中にインプットして
次につなげて行かねばならない
それこそが“ノウハウ”なのだから
まだまだ天井の水銀灯の高さがあり過ぎるとか
車の誘導の仕方とか
いっぱいあれこれを指摘して、一呼吸
改善すべき点は、最初にやっつけてしまえば
ほとんどOK!なのだ
肝心なことは
お客様のハートを、“快洗隊クォリティー”で、しっかりとつかむこと
こんな視線で自分の車を見つめられたら
それで自分の車が、いまだかつてないほどキレイになったら
お客様はイチコロです
何だかんだと言いながら
今日、私は「北神戸店」の大成功を確信したのです