谷 好通コラム

2003年07月06日(日曜日)

745話 いっぱいのこと

先週、セミナーに出た
会社が入っているUFJ総研のセミナーで
「早分かり、政府の補助金制度」そんな名前のセミナーであった
4時間の講義で一人約1万円
役に立ちそうなセミナーにはできるだけ出ることにしているが
受講料は大体こんなもの
その内容の質かと量から考えると
キーパーのワンデースクールは絶対に安い!と、いつも思ってしまう
しかし、今回のセミナーは私のまったくの勘違いで
私たちの会社には当てはまらないものであった
しかし、あまりにも熱心な講師の熱弁で、結局最後まで聞いてしまった
途中でとても立てなかったのだ・・

 

 

先々週から、福岡のアイビー石油さんから研修の人が入っている
那珂川SSの快洗隊スタートのためだ
2週間にわたって刈谷店で研修しているのは「倉岡主任」
ものすごく熱心な人であり
まるで真空の巾着ぶくろのように、あらゆることを吸収していく
アイビー石油さんは、全国的に有名なSSで
特にそのすばらしい“接客”は
文句なしに最高のレベルである

 

さすがにそんなSSで主任を勤める倉岡さん
快洗隊の接客の研修では
畠中、酒部、その両名を驚愕させるパフォーマンスを見せた
短い研修のなか
快洗隊独特の接客を、自身で演ずるとき
彼が元々持っている接客力とを見事に融合させ
すばらしい表現をしてのけたのである

 

接客にはちょっとうるさい両名を、心底から唸らせた
研修では、私たちも勉強の連続なのだ。両名は、早速これを取り入れると言っていた
感謝! ありがたいことだ

 

その倉岡さんが本日、研修を終えて福岡に帰った
最後に昼食を一緒にしたとき
「この2週間どうでした?」と聞いたら
「びっくりすることばかりで、ものすごく勉強になりました。
こんなに充実した研修は初めてで、ものすごく短く感じました。
もっともっと勉強しなければと思います。」

 

この人の性格はまじめそのもので、お世辞の言える人ではないので
ベンチャラで言っているわけではないだろう

 

私たちの研修が特別に洗練されているというわけではなく
この倉岡さんの吸収力がすごいものであったのだろう
それをこの若者の中に実現している
アイビー石油の本当の物凄さは、計り知れないものがある
背筋にあわ立つものを感じた
※倉岡主任。いい顔してるでしょう。すっかりファンになってしまいました

 

 

最後の4日
その那珂川で採用されたアルバイトさん2人
1年後、アイビー石油本来の本物のCS教育の中で
どんなにすばらしい変身をするのだろうワクワクするほど楽しみである
津野君と大原君

 

 

人は、経験を積めば積むだけ
力を蓄積し、能力が高くなるものであるが
その反面
研修など、何かを吸収しなければならない場面では
その経験がかえって邪魔になってしまうことがある
つまり、研修で何かを伝えようとしたときに
その伝えられたことを、つい、今までの自分の経験といちいち見比べてしまい
あるときには批判的になり
素直に受け取とることが出来ないことがある

 

研修は、自分が正しいか、相手が正しいかの
比較の場でもなければ、検討の場でもない
とりあえず“受け取る場”である
研修は、その一つ一つの単要素を
いちいち自分の今までの見方で判断するものではなくて
カリキュラム全体を通して伝えられるものを、とりあえず受け取る必要があるのだ
そうしないと
伝える側も、何も伝えることが出来なくなってしまう

 

しかし、どうしても自分が素直に受け取れない時には
思い切って議論を仕掛けることも大切なことだ
その議論に耐えられる人に対して
受け取れないまま、腹に物を持ったように研修を続けても
かえって時間の無駄になる

 

思い切って議論を仕掛けてみることがに意味がある

 

すばらしい力を持っていて
豊富な経験を持ち、教える立場を職業にもしていた神戸快洗隊の阪田さん
新たな出発のために
知立快洗隊に研修に入った
自分の年齢の半分足らずの半田マネージャーが担当した研修に対して
100%の素直さになれない自分にいらだっていた
俄然、H.オサムに議論を挑む
さすが、H.オサムも敢然として議論に応じる
腹を割った議論の末
納得し合えたようだ

 

翌日、阪田さんは、きっちりと半田マネージャーの研修を受けたとのこと
さすがである
本当に力のある人だからこそ
納得すれば、きちんとそれに応ずることが出来る
力のある人は、研修の受け方にも力を見せる
気持ちのいい話で、ホッとした

 

 

研修と言えば
英会話のお勉強
このコラム「741話 英語のレッスン」で紹介した
英会話の勉強の早道
「フィリピンバー」での英会話特訓術を、実行してみた

 

みんなで飲み会をやった後
いきおいにのって
H.オサム、チョッパーと私という珍しい組み合わせで行って見た

 

私は、女の子がいるバーなどにはほとんど行ったことが無く
とても、一人ではいけないので
飲んだいきおいで、しかも、“嫌がる”2人を引っ張っていったのだ
結果はどうか、英会話教室は成立したのか?
・・・・・
ダメであったような気がする
私には、こんなところは刺激が強すぎて、英会話どころではなかった
とりあえず、できるだけ英語で喋ったのだが
何も憶えていない
やっぱり素面(しらふ)でないと、勉強になりそうにないし
でも、酔っ払わないととても行く度胸ないし
これからどうしようと悩んでいる

 

※チョッパー、この写真まずいか?まずくないよな?

 

 

(どうしてか分からないが、女の人を撮ってはダメだといわれた。ビザが○○か?)

 

まだまだ梅雨が続きそうである
たまたま今日は、すこしだけ晴れ間が顔を出してくれて
刈谷店、知立店ともそこそこの実績があったようだ
でも本来からすれば、とてもこんなものではない
梅雨よ明けろ!
一日も早く、梅雨よ明けてくれ!

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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