洗車を商売とするならば
つまり、車をきれいにすることを自分の商売とするならば

 

お客様の車に対して与えることが出来たキレイさの分、付加価値(give)
つまり、お客様が「きれいになったなぁ」と思っていただけた分が
自分の仕事に対する評価であり
その評価に対する値段が売価である
そして、その売価から原価を引いた分が収入(take)である

 

間違ってはいけないのは
自分がかけた手間(作業賃=利益)+原価=売価ではないこと

 

お客様の車が
その値段に見合うだけ、“ちゃんときれい”になって
はじめてgive and takeが成り立ち
商売も成立したということ

 

どれだけ手間をかけたか、時間をかけたかは関係ない
お客様にきちんとキレイさ、つまり付加価値が手渡されたかが肝心なのだ
いくら手間をかけようと、時間をかけようと
お客様の車がきれいになっていなければ
全く価値のない商品であり
その価値のない商品にお金を要求されたお客様は
二度とそこで洗車をしようとはしないのである

 

その反対に、いつでも、誰がやっても
きちんとしたキレイさを提供できれば
それこそが商売の最大の宝物である「リピート」を作り出すことになり
繁盛店への最短路になる
これは、間違いないのである

 

特にその付加価値が高い商品である高品質洗車とか磨きなどの場合
そのキレイさは、能力のある人の目と手を介さなくては実現できない
高付加価値、つまり品質の高いキレイさは
人間の能力によって始めて実現できるもの
洗車における人間の能力こそ
洗車において、他の店に対して差別化を実現する最も大きな力なのだ

 

そして
その人間の能力とは
訓練された技術力であり
お客様の車をキレイにしようとする“意志”である

 

技術は、訓練によって高めることが出来る
それは、決して難しいものではない
(訓練もなしに洗車で金を取ろうなどとするのは論外である)

 

しかし、問題は
“車をキレイにしようとする意志”のほうである

 

訓練を受けた最初のころはいいとしても
それから月日が経ち
たくさんの台数の車を洗い、磨いてくると
だんだん、いい加減になってくることもある

 

また、転勤で人が変わってきたりすると
店舗の中での技術の伝達もいい加減になってきて
「見て憶えろ」とか、「やって覚えろ」とか
訓練もなしに、新人にお客様の車を洗わせる様になってしまう事もある

 

あるいは、他の作業、他の商品の販売が忙しいことを理由に
商品レベルを下げてしまうことが
「仕方ない」と言う
「洗車だけやっているわけではないので、そんなにきちんとやっていられない」
とも言う
きちんとやれない理由があって
それは仕方がないことであって
“きちんとやる意志”がないのなら
高い値段をつける洗車商品は、やってはいけない
やってはいけないのだ

 

 

「車をキレイにすること」は
車がきちんときれいになったことで、初めて商品としての価値が出る

 

洗車とかキーパーとは
作業ではないのだ!
車をキレイにすることなのだ!

 

その価値が
いつ!誰がやっても!
きちんとしていることが
この商品の一番肝心なところなのだ!

 

やれないのならば
あるいは、やる意志がないのならば
やってはいけないものなのだ

 

それを一生懸命やっていて
がんばっている人に迷惑をかけてしまうから
それよりなにより
お客様の期待を裏切ってしまうことになるから

 

自ら、高付加価値洗車、キーパーを実践しているものとして
そして、それを指導させていただいている立場のものとして
気を引き締め
自らに厳しく
共に提供するものに厳しく
戒めていかねばならない

 

お客様の車を、きちんと、

 

昨日、神戸北区藤原において
?神戸快洗隊の新店舗建設のための地鎮祭が行われた

 

アイ・タックグループの快洗隊直営店として
快洗隊とは何ぞや!を体現する店舗として
私たちの理想を繰り広げていく新しい店だ
そして
その店舗の2階が
アイ・タック技研の大阪営業所事務所にもなる
関西地区の拠点となるところ

 

地鎮祭のとき
?神戸快洗隊の新社長・阪田は
何かがこみ上げるように、涙を流していた
気合が胸いっぱいに拡がる

 

 

手前の銀行とコンビニの間に出来るのです。

 

 

さぁ、次はこの人の店の番です。Mr.チョッパー
はりきって行こう!