2003年05月29日(木曜日)
720話 知らぬ事だらけ
今日は、このコラムよっぽど休もうかと思った
眼がとても疲れていて、無理をしてもいかんかな
と思ったから
今日そこまで目が疲れてしまったのは
ある人の話が面白くて約3時間
思いっきり眼に力を入れて、その人を見てしまったから
私は、人の話を聞くとき
その人の顔を、その人の目を、思いっきり自分の眼に力を入れて、見つめて聞く
私の癖だ
その人の話が面白いと特にそうだ
自然にそうなってしまう
そんなときは、パソコンをやっているときの3倍ぐらいに眼が疲れる
今日会った人
どういう人なのか、申し訳ないが言えない
あまりにも有名な会社の中枢にいる人で、名前を出すとその人が困るから
しかし、世の中には
あまりにもたくさんのことを知っていて、深く考えている人がいるものだ
3時間があっという間であった
知れば知るだけ
自分が知らないことが、あまりにも多いことを突きつけられる思いであった
“勉強せねば”
もっともっとたくさん“読まなくては”
もっともっとたくさんの人の話を“聞かねば”
そして
もっと、もっと、外に出て、たくさんのものを“見なくては”
実際に自分で“やってみなくては”
自分が「井の中の蛙」であることを
思い知らされた思いであった
知らない人は、自分が知らないことを、知らない
知れば知るほど、自分が知らないことが多いことを、知る
改めて自分を戒める
その人は
洗車というビジネスに、将来の大きな可能性を見出していて
ここしばらく
日本国中はもちろん、世界の洗車屋をも見て
中に入り込んで学習してきたそうだ
我が快洗隊にも、ここ1年で何回も来られ
何ヶ月前には、快洗隊トレセンで泊りがけの特別編洗車スクールを受け
実際に、休日に混雑している快洗隊の営業を
若いスタッフたちと一緒に、実際にお客様の車を洗って
快洗隊を体験していった
平気な顔をして、一日中しっかりと汗をかいていった
私は、能書きだけの人間を信用しない
自分自身は出来もしないのに、とやかく言う人を信用しない
労を惜しむ人を信用しない
やったこともないのに
「やる必要はない、やらなくても分かる」と言う人を信用しない
やろうとしない人を信用しない
この人は、やった
その立場からすれば、やらなくても、別に十分であったのに
嬉々として、みんなと一緒にやった
それだけで信用するに十分である
計算なしに信用できる
その人から
「洗車をビジネスとして、本物と言えるのは快洗隊ですね。
ずいぶんやりましたけど、
自分でも商売としてやりたいと思ったのは快洗隊ですね。洗車は。」
そう言って貰えたことが、たまらなくうれしかった
この人から聞いた、ものすごく面白い山ほどの話
疲れきった今日の眼では書ききれない
私も、実際にあっちこっちに出かけながら
ぼちぼちと書いていきたい
眼がメロメロで、今日はここまで勘弁です