2003年01月30日(木曜日)
632話 ワゴンRで松本へ
昨日の夜、松本に入った
今日、松本から塩尻に用があったのだが
雪が心配で、昨日のうちに入ったのだ
昨日は名古屋でも雪が降って、この調子だと
標高800mもある信州・松本ではひどいことになるかもしれない
そう心配して
私も昨日、名古屋を立ったのだが
同行予定の東京営業所の石原君も、昨日のうちに松本に入ってきた
ただし、彼の方は宇都宮でワンデースクールが終わってからであったので
松本に着いたのは、夜12時過ぎ
結局、昨夜の内に会うことはなかった
東京から見ると松本から100km先の飯田には
同じく東京営業所の平井君も夜遅く(ほぼ早朝)に入ったと言う
みんな、すごい日程をこなしている
改めて感心した次第
感謝!
私は、自分の車にスタッドレスを持っていなかったので
「どうしようか」と考えた挙句
わざわざ数回の雪道のために
新品のスタッドレス4本を買うのも馬鹿馬鹿しいと思い
スタッドレスを持っている畠中君の車を借りることにした
ワゴンR・ターボである
会社から松本まで250km
往復で500km
どおって事ないと思った
が、甘かった・・・
私は高速の途中でメロメロになってしまった
松本にたどり着いた時には青息吐息
つまり
軽のターボとは
もともと660ccしかない非力なエンジンに、ターボをつけてあるので
エンジン回転が低いうちはターボが効かず
正に非力そのもの
それがある回転まで上がると
「ヒィ~ン」と、ターボがイナナキ、突然ボォァーと馬力が出てくる
ある回転から
突然、アクセルと馬力の関係が変わるのだ
ハーフスロットルがすごく使いにくく感じた
そして、履いていたスタッドレスタイヤは
80%扁平タイヤ
つまり、横剛性の低いタイヤであり
加えて、ただでさえふらつくスタッドレス
ハンドルがフワフワしていて
なんとも頼りない
さらに、この日の高速道路は
すごい横風であった
ワゴンRは、狭いトレッドに高い車高、横風にあおられやすい
走行車線いっぱいにフ~ラフ~ラとふらつきながら
慣れていないターボが突然効いて、バォ~と加速したり
私は、ヘロヘロになった
最後の決め手が
運転席の横まで貼ってあったスモークフィルム
夜、雪が降っている状態では
“前しか”見えない
ほぼ私は、半狂乱状態
貸してもらった車に対して
文句をつけるのは、言語道断である
が・・
畠中君は、普段は多分50%扁平の高剛性タイヤを履いていて
直進性の良い状態で走っている
知人からもらったと言うこのスタッドレスタイヤは
まだ履いたことがないらしい
ターボをつけた車に80%扁平のスタッドレスは
とても合わない
ということを、私が身を持って体験しただけ
彼も、あの状態で走ったら悲鳴を上げるであろう
みなさん
スタッドレスタイヤといえど
いや、横入力に弱いスタッドレスだからこそ
パワーのある車には扁平率の低い?高剛性タイヤを履かないと
怖い思いをしますよ
しかし、あのスモークは怖い
慣れないだけかもしれないが、雪の夜は、ほんとに怖かった
今日一日で
快洗隊の候補店を4軒見させていただいた
いずれも非常に有望な場所と見た
別の車関係の商売をしている店であったが
その内情を聞くと
想像以上に厳しいものがあり
それは、厳しいと言われるガソリンスタンド業界の現状に
勝るとも、劣らぬものであった
バブル以降
どの商売も厳しく、必死に生き残りをかけて戦っている
そんな事をひしひしと感じた一日であった
このところ、ものすごい勢いで
快洗隊をやろうと言う人から問い合わせが来ている
私達は今
ビジネスの説明と
現地の状況が快洗隊に適しているかどうかの調査に、翻弄され始めている
4軒のお店の調査が終わったのは
午後6時過ぎ
また、恐怖の250kmが始まると思ったが
帰りの高速は
雪も降らず、風も弱く
ターボにも慣れてきたのか
ほとんど快適であった
畠中君、大切な車を貸してくれて、ありがとうね (^_^)v
ワゴンRと私。案外似合っている
融雪剤が真っ白についていた
松本の景色、雪と山