谷 好通コラム

2002年12月21日(土曜日)

597話 寂しい日もある

わが社はボーナスが出るのが、いつも遅い
夏は7月に入ってから
冬のボーナスも、年末に近くなってから
今年も、やっと昨日出した

 

ボーナスは社員にだけ出て、経営者には出ないから
「一年に2回、一番寂しい日」
などと冗談で言うことがあるが
社員の人が喜んでくれるのは、嬉しいことでもある

 

どうせ出すのだから
もっと早く出せはいいのだが
創業以来ず~~っと、こんなペースになっている
イカンなぁ、とは思っているのだが

 

 

昨日の天気予報では
今日は「晴れ時々曇り」だったのに
朝起きたら、雨の音がすでに聞こえていた
本降りである

 

12月は、洗車の最需要期
快洗隊スタッフも、月初から張り切って
今年こそはギネスを達成するとだと、気合が入っていたのに
どうもお天気の巡り合わせが良くない
土日がすべて雨がらみ

 

お客さんの方も、もう我慢できないかのように
雨が降っていても洗いに来られる
雨が降っている中で洗車をしたり、KeePreをコーティングしている様子は
ある意味信じられないような風景である
土日、小雨程度ならば
20万円ほどの洗車売り上げがあるのだ
お客様の心理は計り知れないものがある

 

大晦日近くの4・5日間、快洗隊は修羅場のようになる
店内にはこれでもかというほど、車がぎっしりに入って
道路にも並んで
隣のタバコ屋さんのオバサンが怒鳴り込んでくる

 

普段、全国でKeePreのインストラクターを務めているスタッフが
応援に集まってきて
怒涛のごとく車を洗いまくり、磨きまくり
今までの1日のギネスは57万円

 

今年は快洗Bossが入り、能率がものすごく上がっているので
マネージャーの販売予測は
年末の4日間とも、80万円になっていた
4日間だけで、320万円の洗車・コーティングをやろうというのか
いやはや恐ろしいことである

 

しかし、狙っているのは
1日のギネスではない、月間のギネスなのだ
そういう意味では、今日の雨は痛い
彼らの落胆ぶりが目に浮かぶ

 

しかし降っちまったものは、しょうがない
しょうがないのだ

 

しょうがない

 

全国の洗車に関わる皆様
降っちまったものは、降っちまったのであるから
それはしょうがない
やれることを考えて、いよいよの年末に備え
満を持しましょうよ

 

 

トムススピリットの松永さんが
GT選手権を走っている「17番MR-S」の精巧なミニカーを送ってくれた
また、私の机の守り神が増えた

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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