2002年12月04日(水曜日)
586話 どうなりたいのか
計画を立てて行動をするということは
実はものすごく難しい
しかし
行き当たりばったりの行動と
計画に沿った行動では、その結果はまったく違う
そして、それが積み重なってくると
人生そのものが大きく変わってしまうほどだ
なぜ計画を立てるのかというと
何かやることを有意義にしたいため
あるいは、それをより効果的にするために、時間を有効に使うため
例えば、結婚式を実行する時
どんな式にするのか
本人と、その家族がお互いの希望を話し合いながら
挙式の輪郭が決まってくる
教会式化か、神式化、仏式か?
披露宴は何人ぐらいの規模にするか
具体的にメンバーを書き出して、シミュレーションしてみる
どの会場を使うか
パンフレットを集めたり、実際に式場を見に行ったり
係員の人の話を聞いて、見積もりを出してもらう
どんなアトラクションを実行するか
パンフレットで調べたり、実際に見たりもする
アトラクションによっては、本人達で用意しなければならないこともあるだろう
その用意は結構大変だろう
会場と、やりたいアトラクションが決まってきて
費用も、かなりハッキリしてくる
予算と、見積もりを見比べて
招待する人数を絞り込むか、もっと呼ぶかハッキリしてくる
あるいは、予算が足りなさそうだとすると
お互いの両親と、予算拡大の交渉があるかもしれない
花嫁は人生最高の舞台での主人公
衣装選びは難航を極める
「あなた、どれがいい?」などと聞きはするが
婿さんの意見など聞くつもりはサラサラない
あくまでも、自分が主人公!
断じて、自分の好み以外は受け入れない
予算がこの辺でまた狂う
招待の人数を削ろう
この段階で落選する人は、なぜ自分が削られたのか、まったく知る由もない
お~~~っと、新婚旅行はどうする
国内旅行なんて、あり得ない
(私は、名古屋から伊勢神宮、片道約100kmの新婚旅行であった)
あ~あ、くたびれた
だんだんエキサイトしてきた
もうよそう
結婚式は、綿密な計画を練らないと出来上がらない
素晴らしく壮大なイベントなのである
こんな困難を極める大イベントを
たいていの人はこなしている
みんな誰でも、「計画を立てて、実行し、何かを成し遂げる」
そんな能力を持っているのだ
その力の源は
結婚式がうまく行って
みんなが喜んでくれて
自分たちがスターになれて
羨ましがられて
そんな「なりたい姿」がハッキリしているから
大きな楽しみがハッキリしているから
限りない面倒さも克服できる
その能力を使って
仕事にも、普段の生活にも、計画性を持つと素晴らしいことになる
本当にすばらしいことになるのに
なぜ仕事は、行き当たりばったりになってしまうのだろう
なぜだろう?
仕事によって得られる結果
あるいは、仕事自体が
楽しくないから
計画を立てていても楽しくない
楽しくないから、計画なんて立てたくない
計画を立てないから
行き当たりばったりになって
しなければならないことまでも、ほったらかしになってしまう
あるいは
計画を立てても、実行することがしんどい
しんどいことを計画することは、まったく楽しくない
だから計画を立てたくない
でも、行き当たりばったりの仕事なんか
成果を生むわけがない
現象的には
仕事をしていても、成果が出ない
成果が伴わない仕事は、楽しくない
楽しくない仕事の計画なんて、立てる気にならない
行き当たりばったり
・・・・・・・
どこまで続くのか、泥沼のような悪循環
計画性を持った仕事が出来ない者に、欠如しているのは
「自分がなりたい姿」が仕事の次元で持てない事
先日、今度のレースに来てくれる人たちの
移動行程の計画を立て
たくさんの予約を手配した
楽しい
ものすごく面倒くさいけど楽しい
みんなが、MINEサーキットに来てくれる姿を思い浮かべると
楽しいからだろう
カッコつけずに言うが
私は、仕事が楽しい
遊んでいるのと同じくらい楽しい
その遊びも激しいものでなければ、仕事の楽しさには匹敵しないが
仕事は、うまく行っている時、余計に楽しい
これを書いていることも楽しい
自分を表現することは、きっとカラオケより楽しいと思う
(カラオケはやったことないが)
何もしないことが、一番イライラする
ボーっとすることは出来るが
長くは続かない
※今日、息子と会った
仕事で会ったのだが、久しぶりに、にらみ合いをした
その帰り
金髪になってしまっている彼の頭をボォーと見ていたら
染め損ねた安物のムートンを想像してしまった
こんなことを書くと
奴は怒るかもしれんが、どうしても書きたくなってしまったのだ(*^。^*)
※東京駅で
駅弁のコンクールで優秀賞をもらったという弁当を買った
面白いパッケージであり
詰め方、おかずの内容も大変おいしそうであったが
食べてみたら
飯はグチャグチャ、おかずはバサバサ
唐揚げは硬いだけでパサパサ
呆れるほどマズカッタ
久しぶりに怒れるほどマズカッタ
カッコばっかし!
2度と買わんぞ
(でも、腹が減っていたので、ほとんど全部食べてしまった自分が情けない)