2002年10月07日(月曜日)
541話 トンボがノシノシ
元々私は動物が大好きで
昔から
色々な種類の動物を飼ってきた
高校生の頃
ムツゴロウこと畑正憲の本を、むさぼるように読んだことがある
ムツゴロウとは
動物に囲まれた生活を実践し
近頃では、テレビにもよく出ているが
彼の生き物についての
独特の考え方に、共感を持っている
しかし、そんなこととは関係無しに
この会社の事務所には
大きな水槽が2つ有って
体長25cmぐらいの熱帯アマゾンのナマズとか
(このナマズ、体長2cm位の時、1匹100円で買って来た)
色々な熱帯魚が入っていて
買い始めてからもう6年以上経つ
メダカみたいに小さなものも入れて、全部で50匹ほど
そして
1ヶ月前に、ひょっとしたらドイツから来たかもしれない
小さな、本当に小さなネズミが3匹
(ドブネズミではなかったようだ)
3匹のうち、1匹が仲間はずれにあって攻撃されてしまったので
1匹だけ別の入れ物に移した
多分、1匹の雌ネズミを、2匹の雄ネズミが争って
勝った雄ネズミとツガイになったのであろう
と、なると
もうすぐ子供が生まれるはず
これから一体どうなるのか、不安を感じる
きのうの日曜日
今度は大物が仲間入りした
アフリカケヅメリクガメ
雄の、多分8歳
体長50cm、体重約30kg
名前は「トンボ」
別に何の意味もないが「トンボ」という名前だ
知り合いの家で飼っていたものだが
大きくなり過ぎて
持て余したものを、もらってきた
たまたま、倉庫の横に10坪くらいの場所があって
コンクリート張りの上に焼却機が置いてあった
今はその焼却機を全く使っていないので
ちょうどトンボの家に
ぴったりの場所で
そこに、大型犬用の、そのまた一番大きな犬小屋を作って
そこで飼うことにした
「トンボ」は、引っ越した初日から
ノシノシと、歩き回り
新しい住みかがすっかり気に入ったようだ
ノシッ、ノシッ、ノシッ、ノシっ
ものすごい存在感である
「ちょっくら、出掛けるか」
ノシっ、ノシッ、ノシッ、トンボが、ノシッ、ノシッ、ノシ
「ただいま~」
わが社は、急速に動物園化しているようだ