谷 好通コラム

2018年11月20日(火曜日)

11.20.レーシングカートに誘われちゃった? ダメか?

多分23年前、
二軒目の店であったクリーンベースで、
アルバイトをしてくれていた神谷君が、
「カートの全日本選手権にチャレンジするので支援してください。」
と言ってきたので、面白いと思って1レースに3万円出して援助した。
年間7レースだから21万円を出した訳だが、
これがキーパーとしてレースをスポンサードした初めてことだ。
KeePerがまだKeePreだった頃だった。
考えてみれば、それから22年かかって
スーパーGTのチャンピオンカーのスポンサーになったのだから、
ちょっと感慨深いものがある。
また、その彼に誘われて、私自身もレーシングカートに乗りはじめ、
高じて4輪のレースにも出るようになって長い間楽しんだ。

 

その神谷君が、
#1KeePerが先日のレースでチャンピオンを逃したのを残念がって、
「一杯飲みましょう。」と誘ってきた。
もちろんOKだ。
連れ合いと一緒に三人で、イタリアンで食事しながら昔話に花が咲いて
話が盛り上がるだけ盛り上がった挙句に、
神谷君が
「僕はまだ、時たまだけどレーシングカートに乗っています。
今度春になったら、一緒に乗りましょうよ。」と誘われてしまった。
返事はもちろん、
アルコールも手伝って、
「オー、行こう、行こう。ヘルメットあったっけなぁ。また乗るよ。」
と言ってしまった。

 

レーシングカートはたった100ccのエンジンだが、
車重は100kgもなく、
むき出しで地面にくっつくように走るので
直線での体感速度は200km以上にも思えるようなスピード感だ。
コーナーでの横Gは4輪レーサーのそれより大きい。
遊園地のゴーカートとは全くの別物だ。

 

歩くのにもヨタヨタしているような私が乗ったらどうなるのか、
私自身、想像もつかないが、
悪いことに私の頭には、乗っていて楽しかった記憶しかないので、
気持ち的には、もう、乗りたくってしょうが無い。
すっかりその気になっている。

 

ダメかなぁ?

 

 

KeePer が、KeePreであるが、ロゴの基本形は今と同じだ。
私も気持ちも基本形はあの頃と同じだ。

 

 

レーススポンサーの”はじめの一歩”だった神谷君と、その気になっているジイサン。

 

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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