2018年11月16日(金曜日)
11.16.全員納得づくの「湘南平塚店」と「わらび店」
今日は二つの新しい店舗のキックオフミーティングでした。
一つは神奈川県平塚市に建設中の店舗。
もう一つは東京都蕨(わらび)市に建設中の店舗。昨日見た店舗です。
新店舗のキックオフミーティングは、
その店舗を運営する店長と、チーフ、スタッフが出席し、
彼らの面倒を見る係りのマネージャー或いは課長と部長、
店舗の建設に関わるマネージャー、
経営者として支社長、社長が出席します。
だから、すべての具体的な決定権限を持った会議になります。
最初のテーマは「店名」。
新しい店舗はこの時点でまだ仮の店名しかついていないので、ここで決めます。
最初に「平塚(仮)店」。
そのまま「平塚店」を正式な名称にするのかどうか、
店長予定の峰岸君に聞くと、
彼は「平塚店が地元の人に一番解かりやすいので、平塚店で良い」と言う。
それに対して
地元のカーディーラーとか、
隣にある大きな商業施設であるララポートは「湘南平塚店」と言っている。
試しに近くの地図をグーグルマップで見てみると、
「平塚店」と「湘南平塚店」と半ばで、「湘南店」はない。
どちらが良いのか、
その店舗のメンバーが中心になって議論が進む、
決め手となったのは、長谷川チーフの意見
「この地域にコーティングの店を探すなら”湘南” ”コーティング”と検索入れます。」
この意見は決定的で店名に「湘南」は入らなくならないだろう。
続いて、
地元の茅ヶ崎高校に通っていたという”わらび店”の三津原課長(店長兼任)の意見。
「でも、地元の人は湘南と言うのは海岸寄りの地域のイメージで、
平塚は湘南だけど、平塚です。だから、店名は、湘南平塚がいいです。」
ということでこの店は「KeePer LABO 湘南平塚店」で決まった。
全員が、特に新店メンバー全員が納得しての正式決定だ。
これは大切な所で、
仮に、店の決めるべきことを会社の上司が決めて、
店舗のメンバーは上司が決めたことに服従する形で物事を決めていくと、
上司は店舗のメンバーを「働かせる」「使う」ことになり、
店舗のメンバーは「働かされる」ことになる。
これでは車はキレイにならないのだ。
いくら技術を持っていても、
車をキレイにする仕事は、やらされていては、車がキレイにならない。
そのスタッフが「キレイにしたい」と思って作業すると車はキレイになるが、
やらされて、いやいや仕事をすると、車はキレイにならない。
KeePerを施工するスタッフは、
「KeePerを施工した車を見て、キレイさにおどろき、
喜ぶお客様の顔を思い浮かべて、それを楽しみに、KeePerの作業をします。」
と言います。
誰もそんなことを教えた訳ではありませんが、
皆、そんな風に言います。
きれいごとではなく、本当に、自然にそう思っているのでしょう。
そこがKeePerの一番強い所です。
だから、
KeePerは「”やらせて”はいけない」のであって、
KeePerの上司は、スタッフを「”働かせて”はいけない。」のです。
だから、上司は部下に命令はしません。
みんなが自分たちの意志で「キレイにしたい」「お客様を喜ばせたい」と
そう本気で思って、仕事をするので、
お客様の車は、本当にキレイになるのです。
きれいごとのような話ですが、
車をキレイにするのだからきれいごとのようでいいのです。
だから、
一つのことを決めるのでも、全員が納得のいくまでは話し合って合意します。
困るのは、相手が服従してしまうことで、
言葉の応酬の中で、相手が納得したようにふるまってしまうと、
全員の納得ずくは得られません。
すべてをそこまでやることは中々できるものではありませんが、
極力そうします。
KeePer LABO 湘南平塚店
峰岸店長、長谷川チーフ、一級技術資格須藤スタッフ。
ちなみに、
東京都蕨市の店舗名は、
「KeePer LABO わらび店」と全員納得の合意で決まりました。
地元の人は誰でも「蕨」を「わらび」と読みますが、
東京はよそ者の集まりであり、人の出入りも激しく、
「蕨」が漢字のままでは読みづらい人もいるはずだということで決まりました。
三津原課長(店長兼務)、一級技術資格野平シニアスタッフ、川田チーフ
この日の午後は企画チームの会議です。もちろん全員合意のルールです。
三浦営業部長は外部参加、夏目WEBスタッフ、永津企画スタッフ、
中島映像スタッフ。神谷WEBスタッフ、一条課長、佐伯デザイナー、立花課長、発想担当酒井さん。