タバコがやめられないでいる
それでも、ずいぶん前までは1日5箱(100本)も吸うことがあったが
いくらなんでも、と思って
1日2箱ぐらい、少ない時には1箱半ぐらいにしている
いずれにしても
ヘビースモーカーの方である

 

ところが
私は、ホテルに泊まったときは、部屋ではタバコを吸わない
原稿などを書いていて
どうしても吸いたくなった時には、窓を開ける

 

家でも自分の寝る部屋では
やはり吸わない

 

タバコで煙った部屋で寝ると
朝、のどが痛くなっている
だから、寝る部屋では吸わない

 

新幹線でも、禁煙席に座る
人の吸うタバコは煙い(ケムイ)のだ
人が吸うタバコの煙たさを我慢しなければならないのなら
自分がタバコを吸えないのは
我慢できる
(どうしても吸いたくなったら、ちょいと喫煙車に行って吸えばいい)

 

誠に自分勝手なことだが
「自分のタバコはうまいが、人のタバコはケムイ」

 

自分がタバコを吸う時は
煙のカタマリを、自分の肺の奥まで入れているくせに
人がくゆらせるタバコは、実に煙い

 

だから
タバコを吸わない人の煙たさも分かる
車にタバコを吸わない人と一緒に乗る時には
出来ればタバコを我慢する
吸ったとしても、自分の側の窓を少し開けて
その隙間から煙を吸い出すように、タバコを隙間の近くに持っていく
あるいは隙間に向けて、煙を吐き出す

 

色々と気を使う

 

部屋の中で吸う時も
それなりに気を使う
しかし
当社の会議では、会議室が無法地帯と化す
約20名の営業関係のスタッフが、1か月おきに本社に集まり会議を持つのだが
タバコを吸わないのは
仙台の石川君と、グリット吉田君のみ
圧倒的多数で喫煙者の天国なのだ
申し訳ないと思うが
タバコ吸い放題状態で
部屋全体が白く霧がかかったように煙る

 

タバコを吸わない2人組は、目をショボショボさせて我慢している
いずれにしても、タバコを吸うことは
いい訳無用で、周りに迷惑を与えることには違いない

 

自分勝手は、いつかしっぺ返しを食うものだ
お互いに気を使わなくては

 

「自分のタバコはうまいが、人のタバコはケムイ」

 

他の例でも言える

 

自動車に乗って、信号待ちをしている
直面信号が、[青]→[黄]→[赤]と変わっても
まだ交差点に突っ込んでくる車が多い
しかし
そんな車が、今度は[赤]で信号待ちをしていると
“横”の信号が[赤]になって、ちょっとの間、直面信号はまだ[赤]のままでも
もう発進しようと動き始める
そして、横から赤信号無視で突っ込んでくる車があると
怒りのクラクションを鳴らす

 

「自分の赤信号無視はいいが、人の信号無視は許せない」

 

たとえば、自分が信号待ちをしていて、まだ[赤]なのに発進し始めた
そこに、“もう一人の自分が横から”、赤信号で突っ込んできたら
自分と、もう一人の自分は、間違いなく激突だ
「自分勝手のお手本」

 

もうひとつの、たとえばの話
「商売」
商売にもルールというものがあって、みんなそれを守って販売している
しかし、こんな世の中
時には、背に腹を変えられず
ルールを破って、商売をするものがいた
「お客さんが欲しいと言ったから」

 

逆に
他の人が、ルールを破って自分迷惑をこうむった
そんな時
「頭に来た。そんな卑怯なことをする者は、追放すべきだ」
と言う
自分は仕方ないが、人がそれをやることは許せない
良くある自分勝手

 

 

しかし、こんな自分勝手な論理
意外と、日常的に行われているのではないか

 

論理的におかしいと思っても、それが自分のトクになるなら
それを通してしまう
あるいは
自分のトクになるような結論を導くために
その結論を目的に理屈を作ってしまう
そんなことが結構まかり通っているのでないか

 

でも、いつかしっぺ返しがくるものだ

 

「自分が吸っているタバコは旨いが
人が吸っているタバコは煙い」
自省しなければならない

 

 

今年2月の幕張でのショーでは、だだっ広い会場の一部のスミっこだけが
タバコを吸う場所でした
写真は、そこで見つけたタバコを吸いたいことをいい理由に
ちょいと休憩中を発見した時のもの

 

 

この頃までは、グリット吉田君も、タバコを吸っていたのです
今は、タバコ大嫌い連盟の会長のような顔をしていますが・・
実は、そうなんです。