谷 好通コラム

2002年06月12日(水曜日)

441話 ウェスタンF.V.

私は、ガンシューティングが大好きで
グァムに来ると、必ず寄るシューティングレンジ(射撃場)がある
「ウェスタン・フロンティア・ビレッジ」
ここはグァムで最高のクオリティーを持った
グァム最高のレンジである
http://wppmedia.co.jp/gml/original/wfv/index.html
お奨めです

 

ガンというと、当然、殺人を目的に造られたものというイメージがあるが
必ずしも、そういった一面だけでなく
自己防衛
自らの家族を守る道具
仲間を守る道具、という一面も持っている

 

武器は、持たなければそれに越したことはないが
その状況によっては、持たざるを得ないこともある
その職業によっては、持つべきものも有る

 

武器は、それを持つ者次第
持つものによっては、殺人の道具でしかなかったり

 

持つものによっては
反対に
自分、家族、仲間などを守り、救う道具であったりするもの
そういう物だと思っている

 

そしてスポーツは
もともと、戦いの技術と道具であったものが
その技術を競うものとして発生し、発達したもの

 

日本で言えば“剣”とかの“武術”が、それにあたるのか
剣が、剣道というスポーツになっているのと同じように
ガンにおいても
ガンシューティングは、一つのスポーツになっている
だから
ガンを撃っている時
それが殺人の道具であるとは感じたことがない
危険なものではあるが
「シューティング」という「スポーツをやっている」、という意識しかない

 

フェンシング
空手
柔道
ボクシング
レスリング
槍投げ
ハンマー投げ
すべて、対人の戦いの技が発達して、スポーツにまで昇華したものだ

 

「ガンシューティングが好きです。趣味です。」というと
何か攻撃的であり、野蛮であるかのように思われることもあるが
実際にやってみると
それも、きちんとした設備で、きちんとした人に
きちんとした指導を受けて、実際に射撃をやってみると
厳しくマナーを要求されるスポーツであり
本格的にやろうとすればするほど
奥が深くて、実に面白いスポーツであることが
分かってもらえるだろう

 

そんなスポーツとしての射撃を、分かって欲しくて
到着日の翌日の朝
早速みんなを
大好きな「ウェスタン・フロンティア・ビレッジ」に、連れて行った
みんなで射撃大会をやろうということ

 

希望参加だったのだが
それでも、女性5人を含む14人が参加してくれた
ガヤガヤと楽しくやった
ここのオーナーであるミスター山本が、直接シューティングレンジに入って
みんなを指導してくれたのには驚いた
彼の指導は、他のスタッフより一段と厳しい
みんな緊張

 

 

結果は、私が1位になったのは当たり前だが(年季と投資が違う!)
上位に女性たちがいっぱい入ってきた
25点のハンディポイントを貰ったにしても
これはすごい!
用意された賞品は、ほとんど女性陣がかっさらって行った

 

射撃のあとは、カート
行ったのは私と、平井君と、Hオサム、ヤマモト(当社の)の両レーサー

 

結果は・・・・
書くのをやめておこう
・・・・
・・
やっぱり書こう (*^_^*)

 

結果は
Hオサム、ヤマモト両レーサーとも
一緒に走ったどっかのド素人に着いて行くことさえ出来ない
ボロ負けであった
両レーサーのプライドはズタズタ・ボロボロとなったのでした

 

レンタルカートの「ヤマハFK-9」は、コンディションによって
極端に、性能に差があって
たまたま彼らが乗った車は、まったくパワーが無かったのだ
如何にハイテクニックを駆使しようと
スピード自体に圧倒的な差があり
ド素人に引き離されるしかなかったのだ
彼らの落ち込みようは、写真を撮ることさえはばかられるものであった(爆)

 

そんなことをやっていたら
いつの間にかもう、午後4時
みんなで食事をする店を探さなくてはならない
いろいろ考えたのだが
結局
「ウェスタン・フロンティア・ビレッジ」の山本さんに、相談することにした

 

電話に出たのは
ミスターヤマモトの奥さん「Mrs.山本和子」
彼女はインターネットをやっているので
グァムを訪問する前から
メールで色々やり取りをしていた
この方は、非常に親切で、面倒見が良い人で
こちらが恐縮してしまうぐらい

 

Mrs.山本のご推薦のテキサスムードのレストラン「ローンスター」に
行くことになった

 

 

(Mrs.山本には、この店の予約までしてもらった)

 

さすがにお勧めのことだけあって
楽しいムードの最高の店であった

 

料理がおいしいことも、さることながら
ある決まった時間になると
調子のいいビートの効いたカントリミュージックが鳴って
ウェイトレスさんたちが、その場で踊り出す
そんな変わった趣向が、また楽しかった

 

「とにかく目茶苦茶ボリュームがあるから、オーダーに気をつけてね」
と、しつこく言っておいたが
それでも、想像をはるかに超したボリュームに
みんな悪戦苦闘していたのは、毎度のことであった
特に初めて来た若い子達には
「全~部食わにゃ、返さんからな、連帯責任だぞ!」と
やさしく脅してやったら
目を白黒させながら、皿に何も残らないまで、綺麗に平らげていた

 

 

何はともあれ
無事1日目が終わった
明日から全員自由行動だ

 

私はグァムがものすごく好きで、何度か来ている
射撃ももちろん大好きだが
山本さんたちをはじめ、グァムの人たちも大好きだが

 

やはり
グァムの一番の魅力は

 

その空と、雲と、海であろう

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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