谷 好通コラム

2018年11月07日(水曜日)

11.07.十二月の販促強化をどのようにやるか

毎年、このビジネスの最繁忙期である十二月には、
何らかの販売促進を強化する意味で新聞折込みチラシを実施します。
今年の折り込みチラシはどのような内容にするか、
今年は私と東西の両支社長、矢島部長、企画の課長に加えて、
東から企画の経験のあるマネージャーである野崎Mgと、
西からは考えに考えてあえて堀店長を選抜しました。
それに、たまたま店長会議で、その辺をうろうろしていた多賀課長
全部で7名。
この会議は、本気で中身の濃い議論をしなければならないので、
たくさんの人数ではなく、
テーマについて前もって自分の意見を用意してくる者だけでなければ、
話が間延びして中身の濃い議論にならないので、
本来ならばもっと多い、
たとえばマネージャー全員で議論したいところですがあえて絞ったのです。
しかも、新店のオープン企画について重要な意見を多く述べた堀店長を加え、
役職からだけで選抜した会議ではなくして見たのです。
企画は、選び抜いた少数での会議がいいと言う
私の尊敬する人からの受け売りであり真似です。

 

結果から言うと、
今回の少ないメンバーでの会議は成功だったと思いました。
いつもならば、たくさん集まっても、結局、私のアイデアでの議論で終始し
それで決まってしまうのが毎度の会議だったものが、
今回は私以外の者からの意見で決まりました。
堀店長のアイデアです。
今年は大阪と北海道での地震があったり、記録的な猛暑の挙句、
台風が三つも来て関東には深刻な塩害があって、愛車に対する災害が多かった。
そこでそれらの災害のイメージを出した上で、
「今年は愛車にとって大変な一年でしたね。
今年の汚れは今年の内に(平成の内に)落として上げましょう。」
と言うようなテーマでした。
私は全然違うことを考えてきましたが、
文句なしで、このアイデアに一発賛成しました。

 

だから、この会議はわずか1時間で終わってしまったのです。
短い会議が有意義であるとはよく言われることですが、
その意味が解ったような気がします。
会議に出席する時は、必ず、前もってかなりの考えを練るのは、
私の特異技でしたが、前もって考えをもって出てくる者の存在は貴重です。
意外な所に意外な貴重な存在がいました。

 

このアイデアに色々と具体策をくっつけて、
企画の課長とLABOの店舗デザイナーに、
チラシへの展開を依頼しました。
二人のデザイナーはどちらが裏をやって、どちらが表をやるか決めていました。
一発目の提出期限は翌日の明日中。
こ気味のいい会議に同席していた彼らが、
普段の仕事で忙しい中でのたった一日だけで、どんな絵を造ってくるのか、
今回はすごく楽しみです。
この企画は、LABOの年末企画であると同時に、
キーパープロショップに提案する何種類かの「定型チラシ」の
例えばの、一つの提案にもなります。
ぜひご期待を。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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