2002年04月17日(水曜日)
398話 予定通りには・
昨日、飛行機で福岡に入った
低気圧と前線の影響で、飛行機は激しく揺れた
事前の天気予報で分かっていたのだが、やっぱり、かなりであった
今回の福岡行きは、仕事が半分とレースの練習が目的の半分であった
4月28日、今年初めてレースに参加することに決めている
そのための練習が、先々週、雨と故障のため、結局、まともに出来なかった
それ以後は、サーキットの走行枠スケジュールでどうしても土日が取れず
やむなく平日にやることにしたのだ
びっしりの予定を無理やりこじ開けた
プラス、福岡に仕事をつくり、西日本担当部長に無理を言って
サーキットで入社予定の山本君との面談をセットしたりで
かなり無理やりであった
そんな風にしてなんとか2日間、練習に没頭できる時間を作って
元気満々で名古屋空港に向かった時
師匠?の清水さんから電話が入った
「社長、申し訳ないけど17日18日ともサーキットの方が駄目みたいです。」
15日16日、MINEサーキットはコース補修の工事の予定でクローズドであった
それは知っていた
しかし
その両日とも激しい雨で、工事が中止になってしまい
急遽、17日18日に、その工事をやることになった、ということらしい
それを出発直前の名古屋空港で聞いたのだ
めげた・・
さすがに、めげた
しかし、福岡ではスタッフが待っている
そして、同行の西日本担当部長は、他にもいっぱい仕事を作っているので
「いずれにしても、私は行きます」と言っている
今日は飛行機がメチャ揺れることは分かっている
一瞬迷ったが
サーキットが駄目だから作った仕事もキャンセル、という訳にはいかない
とりあえず、福岡に飛ぶことにした
ドスン・バタン・と揺れる飛行機に乗って
・・・・・
なかなか予定通りには行かない
仕事でも同じだ
ぎっちりと予定を詰めていって、最も効率よく自分を動かし
よりいい形で、目的に早く近づこうと思うのだが
思いもよらぬ要素が入ってきたり
障害が発生したりで
必ず、と言っていいほど、予定通りにはいかない
きちんとスケジュールを立てて、つまり
「何を」
「いつまでに」
「誰が」
「どこで」
「どのようにして」
要素を埋めていって
着実にそれをこなしていくのが、目的に達する一番の早道である
分かってはいるのだが
その要素一つ一つに何らのアクシデントもなく
スケジュールの要素に漏れもなく
スムーズに、すべて事が進むということは、むしろ稀有である
目的を実現する力とは
スケジュールをこなす力というよりも
予想外の要素が発生した時に、それを如何に克服できるか
その力なのかもしれない
昨日は小倉に泊まった
お気に入りの小倉ステーションホテル
駅から最短距離(つまり、駅の中にある)で
感じが良くて
清潔で
安い!(6,800円、税・サービス料別)
ポッカリと予定が空いてしまった時間、朝9時から12時半までを
そのホテルの部屋で、あちこちに電話をかけまくり
メールを打ってすごした
これはこれで有意義な時間であった、が
ここのホテルのチェックアウトの午前11時をオーバーしてしまったので
室料の30%を追加でとられてしまった
なかなか思い通りにはいかないもので
今度のレースどうしようか
今年になってから、まだ、まともに練習をしていないまま
5ヶ月ぶりのレースにぶっつけ本番か?
やはり、チョッとめげている
※ホテルから小倉の港の風景
※小倉の町にも黄砂が、ホテルの窓ガラスも汚れていた