2002年01月29日(火曜日)
344話 かなり来てます
今年、私は、いたく真面目に仕事をしている
そんな事は自分で言うものではないが
立場的に、自分で言わないと、誰も言ってくれない
当たり前じゃないか、と言われれば、至極ごもっともである
社長なんだから
一生懸命仕事をして、みんなの先頭に立って行く
リーダーとして、それ以外何物があるのか、と言われれば
全くその通りである
今、福岡空港のレストランでこれを書き始めた
頼んだものは「アイスココア」
初めて飲んだ
甘ったるい味が口にまとわり付く
最近、誰かが飲んでいるところを見て、おいしそうに見えたので
今度飲んでみようと思っていたのだ
甘い!
甘いものは、決して嫌いではない
むしろ好きだ、大好きだ(デブの共通項か)
しかし、私は“アズキ系”の甘さ、つまり、羊羹とかゼンザイとかが大好きで
チョコレートのようでそうでもない、このアイスココアの中途半端な甘さは
チョッと好きではないなぁ
と、余計な事を書いているが
実は
猛烈に、サーキットで走りたくなってきているのだ・・・
もちろん、あと2週間あまりで幕張のショーが始まるので
今は、とてもそれどころではない事は、知っている
それでもコソコソとサーキットに行くなど、それほどまでバカではない
しかし
福岡まで来て
明日の予定は、昨日強行した滋賀工場での撮影の、予備日であり
その撮影が昨日終わってしまった
そして、臨時に入れた建築デザイナーとの打ち合わせも
先方の突然の葬式で、キャンセルになってしまい
結局、明日の予定がなくなった
普通の時ならば
「やったー」とばかりに、MINEサーキット行きを画策しているところだ
しかし
今は、その空いた予定が、すぐに埋まってしまうだけの用件が山積している
半端でなく忙しい状態
そう思えば思うほど
かえって逆に
「行きたい!」「走りたい!」の思いが募ってくる
もちろん、明日は、朝から会社に戻って仕事をします
もちろん、MINEサーキットになんか行ったりしません
絶対にチャンと仕事をします
その証拠に
朝はOGINOと、夕方はGRITと予定を入れた
「あ~っ、走りに行きたい」
悶々と、福岡空港で、おいしくなかったアイスココアをすすりながら
飛行機の出発時間を待つ
ショーが終わったら
真っ先にMINEに行こうと、決心したのだった
福岡には、ほぼ九州唯一の代理店さんの、社内会議に出席した
檄を飛ばしてくれ、との事
私にそう言ってしまったら、もう始末に終えない
ガンガンやってしまった
今、大きな転機を迎えようとしている社会
この会社も、闘争心をもって、積極的に変わろうとしている
私も、頑張らなくては、と強く思ったのでした
と同時に、「走りたい!」とも、強く思うのでした
今年は、レース活動において、その活動を大幅に縮小した
今年は、仕事に対してチョッと真剣さが違うのです
仕事で勝負に出るのです
と、自分に言い聞かせながら
やっぱり
「走りたいなぁ~っ」と、悶々と思うのです
ストレスがたまるほど
ムラッムラッムラッと、来ているのです