谷 好通コラム

2002年01月04日(金曜日)

325話 小郡 ホテル石田屋

昨日、名古屋から福岡に飛ぶとき
大変苦労をして、夜遅くなってしまったので
昨日は結局、福岡に泊まった

 

そして今日、小郡に入った
今日の宿は「ホテル石田屋」、小郡駅の北側にある
北が在来線側で、南が新幹線側、ホテルはほとんどその新幹線側にある
だから在来線側である北は、寂れつつあるかと言うと
そんな事はない
いわゆる繁華街は北にある

 

新幹線小郡駅があるのだから、当然、「小郡」は山口県の「市」だと思っていた
ところが「小郡町」だそうだ
山口県の県庁所在地は「山口市」であり、内陸部にある

 

山陽地方の他の県、兵庫県の神戸市、岡山県の岡山市
広島県の広島市
そのすべてが、瀬戸内側にあって、太平洋ベルト地帯の一部である
だから当然
山陽新幹線は、瀬戸内側を走っている

 

山口県だけが内陸部に大きな街があるのだ
だからといって、新幹線を山口県だけ内陸部に迂回させる訳には行かないし
新幹線を止めない訳にも行かない
だから結果的に
あまり経済的に重要ではない「小郡町」に新幹線の駅を作ってしまった
だから、小郡で新幹線を降りても
小郡に仕事がある人はあまりいない
そこから在来線に乗り換えて
山口市とか防府市に行って、仕事をする場合が多い
だから、新幹線側に繁華街は育っていない
しかし
“移動の拠点”としてホテルは何件かあって、けっこう繁盛している

 

新幹線側から在来線側へは、ほんの少しだが歩かなければならない
色々な意味で
ホテルは新幹線側に有るものだという認識が出来ていた

 

しかし、あくまでも通過のための宿泊だから、繁華街はあまり無くても良い
在来線側の繁華街は、あくまでも地元の人に為のもの
だから、至極こじんまりとしたものだ

 

その中で、石田屋さんはビジネスホテルとして頑張っている
集客という意味では、在来線側は不利だ
その分?一生懸命なのであろうか
ホテルとしての質が高い
田舎の小さな町のビジネスホテルとは思えないほどのレベルである
そして安い!

 

シングル1泊が5,500円(消費税別)
4回目の宿泊のときには、こちらの名前を掌握していて
名前だけ記帳すればチェックインしてくれる
フロントの人はいつも笑顔で、とても親切だ
施設は決して新しくはないが
掃除が行き届いていて、清潔である
部屋には、湯沸しとコーヒーパック、お茶のパックが用意されている
食事は日本食、バイキングなのに味はいい
石田屋は、創業100年だそうだ
もともと料亭だったらしく、本当になかなか料理はおいしい
しかも安い!
しかも駐車場代はタダ

 

1階のロビーが、これまたいい
半端な一流ホテルより、よっぽど上質なソファーの応接セットが
何組か置いてある
しかも机の上には、ポプリが置いてあって
やさしい雰囲気を一段と盛り上げている
これで、5500円はホントに安い
ちなみに石田屋さんは、満室である事が多い
ファンが多いのであろう

 

今日、そのロビーで
テツ清水氏と、今年のレース活動についてじっくりと話し合った
今年は、わがアイ・タック技研も非常に大事な年である
大きく前進するために
無駄なお金を一銭も使うわけには行かない
非常にシビアな話をさせてもらった

 

今までよりもかなり少ない予算を、もっとも有効に、意味のある使い方をするために
今までとは大きく違った注文を、新たにさせてもらった

 

そんな真剣な話の合間に、漂ってくるポプリの香りが間をなごましてくれて
とてもいい話になったと思う

 

左から、テツ清水氏と、レースメイトの山本君
そして夜10時過ぎ、明日の練習のために駆けつけた畠中君

 

 

背景のロビーの雰囲気、なかなか良いでしょ

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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