2001年11月27日(火曜日)
288話 一区切りつける
一昨日と昨日の内に、今週の仕事の準備を整えて
たまたま起きてしまったトラブルの、収集の準備もして
やっとの思いで、今日一日の時間を作って
今日は、またまたレースのための練習をした
今度の12月2日の耐久レース
ある意味で最後のレースと決めたもの
万全の体制でのぞみたいと思って、無理して時間をひねり出して
MINEサーキットまで来た
今は、その帰りの新幹線の中
本当は、18時47分の「のぞみ」に乗る予定でいたが
その1本前17時40分の列車に乗っている
練習が早く終わってしまったから・・
午前中、予定通り「へな?」こと私と、「へな?」こと吉田君が1本ずつ乗って
午後から、へな?が1本乗った途中で、ストップ
ミッショントラブル
ギヤが壊れてしまったようで、すぐの修復は不可能
これで今回の練習は終わってしまった
おまけに
エンジンのブローバイ受けにオイルが溜まっていることが発見され
このまま耐久レースに出る事は不可能な状態
昼からは、この車のエンジンをどうするのか
はたまた、25番キーパーレビンそのものをどうするのか
今度の耐久レースにはどうするのか
そもそも、来年はどうするのか
みんなと話し合った
私自身レースに参加し続ける事は、時間的にもかなりきつい
いままでも仕事に支障は絶対に出していないとは、自負していても
やはりきつい事はきつい
今回のトラブルで、修理に20万円かかってしまう
費用的にも結構大変である
“一区切りつけるか”、と考えた
では、レース活動そのものをやめるのか
う~~~ん
レースは私にとって「元気の素」、間違いなくそうである
頭の中を真っ白に出来る瞬間があることは
私にとって、どれだけ役に立っているか、計り知れないものがある
仕事の中に埋没して
仕事の中からの発想しか出来ないようになると
自分から新鮮さがなくなってしまうと思う
新鮮さを持てない経営者は、世の中から置いていかれてしまう
新鮮さが新しい発想を生み出し、時代を先取りする原動力にもなる
そのためには
間隔を置いて、頭の中を一時的にしろ、オールクリアすることが必要だ
ダラダラと同じことを考え続けても、何も新たなる物は出てこない
たとえば
今、何かに行き詰っているとするならば
その行き詰ってしまった要素の中で、いつまでも考え続けても
そこから脱出することはできないのだ
一度オールクリアして
別の角度からの発想でしか、それを克服する事は出来ない
視点を変えることによって
今まで行き詰っていたことが嘘のように、解決の道が見えることがある
そんなことが何度となくあった
しかし、自分を新鮮にしておくための方法そのものも
いつまでもダラダラ同じことをしていては、その意味をなさない
いずれの方法を取るかはよく考えるが
今年と同じことを、来年もやり続けることはないだろう
一区切りする
今まで会社をやってきて
そろそろ一区切りつける時がやってきた、と感じることが何度もあった
いわゆる転機があった
何度かの転機があって
今また大きな転機を迎えようとしている
何度か、何度か
大きな転機を迎えながら
今後何年後か、どんな風になっているのか、自分自身想像が出来ない
目標はそれなりに持っているつもりだし、みんなも共感してくれている
そこに行き着くまでのプロセスも
わりとハッキリした形で見えているつもりだし、それなりに前進している
しかし、今日吉田君と話していて
「レースに初めて出場したのが、ちょうど一年前の今度のレースですよ。
ものすごく懐かしい昔のことに思えますねっ。」
そう言えば、確かにそうだ
一年前のいまごろ
それははるか大昔のように思える
一年は長い
あっと言う間に終わってしまうが
ものすごくたくさんのことが起こって
一年も経つと、いろいろな事が激変している
目標を持って行動していても、一年後は想像以上に変わってしまうものだ
いろんな意味を含めて
一区切りつける時が来ている
さらなる、さらなる前進のために