2001年10月31日(水曜日)
266話 洗車機とディテーリング
洗車機のことについて、書かねばならないのだが
実に簡単
何台か洗車機は見たが
どれも同じく、「ナイロンブラシ」に
乾燥ブロアーが付いただけの簡単なもの
みんな、変り映えがしなかった
その点、日本の洗車機は実に手が込んでいて
デザインも凝っている
ナイロンブラシもあれば、布があり、スポンジまである
色々なケミカルを駆使して
次々と新商品が出てくる
ドイツの洗車機は
実用一点張りで、見ていてもちっとも面白くなかった
誰に聞いても、値段は分からないと言うし・・・
その代わり
SONAXが新しく始めたディテーリングショップ
「SONAX SERVICE」を見ることが出来た
場所はケンプトンという、ノイブルグから南?に2時間ほど行ったところにある
VWのディーラーの隣にあって
すばらしい設備であった
目検討で100坪ぐらいの作業所は
採光が行き届いていて、ものすごく明るく
床は磨き上げられて清潔そのもの
整理整頓も行き届いていた
外装の磨きとコーティングを中心に、内装の清掃
簡単な板金もやっていて
1と月に100台以上の入庫があると言う
話を総合すると、台あたりの平均単価は、30,000円から40,000円程度
300万円台の収入のようだ
注文は、ディーラーからのものと
近くの色々な店にパンフレットを置かせてもらい、直接の客もあると言う
カーディテーリングは、最近のビジネスであり
SONAXとしても、意外な繁盛ぶりに
フランチャイズ店を3年以内に、50店舗作る予定だそうだ
ドイツは一般的に、車の美装についてのビジネスは
始まったばかりという印象で
洗車についても、快洗隊みたいな店舗が出来たら
かなりの需要が作り出せるような気がして、ちょっとだけワクワクした
とは、言うものの
ドイツに快洗隊を作ったら
しばらく、パンとソーセージ、チーズの食事になるかと思うと
「またにしとこう」と、独り言を言ってしまった
「SONAX SERVICE」にいた、サービススタッフのおじさん
私達のしつこい質問に
気持ちよく、詳しく答えてくれた
真っ赤なツナギが、かわいらしかった