2001年10月19日(金曜日)
250話 秋、天高く・・
さわやかな秋空が広がっている
朝起きた時の
その寒さに
夏が終わったことを、しみじみと感じる
今年の夏は、随分たくさんのことが次から次へと起きた
でも、考えてみると
べつに今年の夏だけでなく
いつも、山ほどのことが起きては、過ぎてきたような気がする
いつだったか
「いつか、どっかで少しだけ前に進むのを休まない? 疲れちゃった」
と、弟である常務が言ったことがある
それで、私は
「そりゃそうだ、走りっぱなしじゃあ、かえって良くないよな。そのうちぜひ一服しよう」
などと答えた
いつのことだったか
多分5・6年前のことか
でも今も、あのときより3倍ぐらいにスピードアップして走り続けている
こんな空が高くて、気持ちのいいお天気の日には
ふと、あの時、話したことを思い出してしまった
先に進めば進むほど、どんどん大きなチャンスが見えてきて
休むなんてとんでもない
とばかりに、かえってスピードを上げてきてしまった
どこまで突っ走るのだろう
いつも、そろそろ自分の能力の限界かと、思いつつ
頑張っている内に
もっと行けるような気がしてきて
いつの間にか、またスピードアップしている
今日のように、さわやかな空を見ていると
「やっぱり、チョッと休んでもいい頃かなぁ~」なんて思ったりしたり
そう言いながら、来週、ドイツまでも行ってしまう
行ったら行ったで
またパワー満タンで帰ってきて
イヤンなるほど走り始めるのだろう
自分で自分をコントロールできそうにない
ヤッパ
行くとこまで、行くか
とりあえず皆さん、行って見ちゃいましょう