2001年10月16日(火曜日)
248話 広く視野を持つ事
ここ何日かで、色々なことを考えさせられた
鈴鹿F1での出来事
そして
・・・
一昨日、インドネシアの友達から久しぶりにメール(写真つき)をもらって
また、考えさせられた
この友達が、先月、日本に帰郷してきた時に
「写真つきのコラムを書いて、送ってよ」と
無理やりに、デジカメをインドネシアに持って帰ってもらったのだ
彼の住んでいるマンションからの風景を撮って、送ってくれた
なんともいい写真ではないか
プロが取った写真は、自然に演出が入ってしまっているのか
いかにもキレイだし、迫力もある
しかし、素人が
いつもの視線から、何気ないアングルで取った写真は
いかにも、自分がそこにいるような感じを与えてくれる
自分が知っている友達が、毎日その風景を見ているかと思うと
余計にそう感じられるのか
当社の製品の、世界への輸出話が具体的に上がってくるようにもなってきた
このところ
世界を身近に思えるようになってきた
私は今、この話を広島行きの新幹線の中で書いている
スタッフも含めて私たちは、日本国中くまなく活動している
それで、世間を股にかけてダイナミックに活動している気になっていたが
世界を身近に感じるようになってくると
自分が「井の中の蛙」のように思えてきた
かといって
「狭い日本には住み飽きた、世界に羽ばたこう」
などと考えているわけではない
自分たちの力量は、充分に知っているつもりだ
軽率に、海外に活動を拡げるつもりはない
「発想を広く持たなければ」
「広い視野を持って、物事を考えなくては」
と思うようになってきた、と言うことである
世界から見ると
北海道であろうと、九州であろうと
日本という、ひとつのアイデンティティーでくくることが出来てしまうものだ
細かいことにこだわらず
もっともっと豊かな発想を持って
発想を拡げていかないと
自分自身に新鮮さを持つことが出来ない
平気で、世界のことを身近なこととして、発想できるようにならなくてはと思う
その結果として
気がついたら、世界を相手にしているのかもしれない
来週はいよいよ、ドイツ・ミュンヘンに1週間の予定で行く
グチャグチャに脳みそをやわらかくして
なんでも吸収してきてやろう
何でもやってみよう
思いっきり、ビジネスもしてしまおう
※F1パドックの上での昼食、誰を見ても怪しげな人物