2001年10月12日(金曜日)
243話 パソコンあれこれ
当社にもパソコンが入り始めてから、2年半が経つ
今では30数台のパソコンが、事務所に並んだり営業のカバンに入っていたりで
みんな、もうパソコン無しでは仕事が出来ない
でも、パソコンの使い方も人それぞれであり
大変有効に活用している者もあれば
首をかしげる使い方しか出来ないでいる人もある
相変わらず見るだけで、自分からはほとんど発信しない人
ワープロとの区別が、未だについていない人
主に、テレビゲームとして使っている人
かと、思えば
お見事って感じで使いこなし、どんどんスキルアップをしていく人
同じ道具を手に入れても、その差はますます大きくなっていく
パソコンは、インターネットと接続した時に、飛躍的にその能力を上げる
アウトルックを使えば
たくさんの人に、いっぺんにメール・情報を送れるし
又、自分の都合いい時間に情報を受け取ることも出来る
今では、携帯電話よりメールでの情報のほうが多くなった
インターネットエクスプローラーを使えば
無限に近い情報を、苦労しながらも、得ることが出来るし
また、HPを開設することによって
逆に、無限に近い人たちに、情報を発信出来る可能性を持つことが出来る
しかし
可能性があると言うことと
実際に、どの程度の人に情報を受け取ってもらえるかは別の問題だ
今、このHPは1日230~300ぐらいのアクセスをいただいている
“たった”と言えば、言えるし
“こんなにも”と言えば、そう言うことも出来る
しかし
最近、アクセス数アップにあまり執着しなくなった
どちらでもいい、とは思っていないが
どんどん増やしていかなくては絶対ダメダ、とも思っていない
皆さんとって、本当に役に立つ内容を作り上げることが
一番大切なことだと思うようになった
アクセス数アップは、その結果だとも
そして
インターネットそのものが、直接、金を生むビジネスには、まだ成り得ない
ということも、良く分かってきた
実際のビジネスの補助と考えるべき
そう考えたら、少し肩の力が抜けたような気がする
インターネットは、まだ過半数よりもかなり低い人
圧倒的少数の人が対象となっている
インターネットは情報を発信し
収集するものであって
その情報を生かして、現実の世界でビジネスに役立てる
これが、インターネットの賢い使い方のように思える
今、多くの人がパソコンに挑戦しているが
過半数以上の人が使うようになるには、まだまだ時間がかかる
あまりにも、パソコンは、インターネットは難しすぎる
今のままでは、過半数の人が使うようになることは、無いのかもしれない
今、パソコンは、高度化よりも、簡素化が望まれているのではないだろうか
今のままでは、難しすぎる
ほとんどの人が使っていて初めて、インターネットの価値が大きくなるのであって
圧倒的少数の人が対象では、道具としての可能性が小さ過ぎる
一部の人だけが
どんどん高度な技術を身につけていって
先鋭化し
その人達をして、必ずしも善意ではなく、悪意を持って
その技術を使われたら
初心者はひとたまりも無い
セキュリティの問題は、どこまで行ってもイタチごっこであって
安心してお金を、インターネットの中で使うことは、なかなか出来ない
インターネットが匿名性をメリットにしている限り
匿名性をいいことに、先鋭化した悪意のテクニシャンの横行は
防ぎようが無いようだ
インターネットは、技術的に難しいという部分が解決できなければ
それまでであり
一部の先鋭化された人達だけのものになってしまう
また、セキュリティ問題は匿名性だからこそ解決が難しく
逆に、セキュリティ問題が解決できないから、匿名性がますます必要になってくる
堂々巡りだ
パソコンは、使えば使うだけ
その能力の圧倒的な高さ
逆を言えば、難しさをシミジミと感じる
よく、SENSYA.comの“Iモード”版を作って欲しい、と言われる
しかし、私はIモードが好きではない
理由は簡単
「字が小さ過ぎる! 読めない!」
このところ、近くの小さい字が読みづらくなってきた
決して、「ロウガン」などと認めたくないので、凸レンズのメガネは掛けない
携帯電話のメールを、虫眼鏡を使ってみるのもイヤだ
だから、“Iモード”は、使いたくないのだ
が
かと言って、このまま自分勝手な理由で
このHPの“Iモード”化を拒否し続けるわけにはイカンかなぁ
とも思っている
本日は、函館!
昨日の夜、名古屋から飛行機でやって来た
函館は“大好きなところ”のひとつ
半年振りの訪問だった
宿は、これまた大好きなホテル“かもめ”
海辺に立っている小さめのビジネスホテルだ
ここからの眺めは最高
※函館についてすぐ、夜の函館山方面を撮った
左のほうにまばたくのは、イカ釣り船
幻想的でした