2001年09月19日(水曜日)
227話 今日のホテル
今日の東京での宿泊は、品川プリンスホテル
予定に不確定要素があった関係で
直前まで
ホテルの予約を取らなかったので
結局、こんなホテルになってしまった
しかもツインルームのシングルユースで
1泊、13,800円なり
高い!
ほぼ2泊分の料金
東京は慢性のホテル不足で、前もって予約を取っておかないと
こんな高いホテルに泊まるハメになってしまう
品川プリンスホテルは
何故か
直前でも泊まれる変なホテル
高いからか?
もちろん料金は高い方だが
シングルならば9,800円程度
東京都内のビジネスホテルと比べて、ちょっとだけ高いだけ
新宿の高層ビル街のホテル、或いは一流ホテルと呼ばれるところは
1泊シングル20,000円以上のレベル
そんなところがゴロゴロしている
それに比べれば、ぜんぜん高くない
デカすぎて、オーバーキャパシティなのか
いやいや
本館、別館、そして特に大きな新館に続いて
また、横で、新しい建物を作っている
設備は、新しくて超立派である
部屋も十分に広い
ビジネスホテルのレベルより、かなり豪華な部屋である(新館は)
宿泊客は、団体さんとおぼしき人が多い
特に、韓国人、中国人の団体ツアー客が非常に多い
と、言うことは、かなりディスカウントしているはずだ
もう一つ多いのが、修学旅行生
いわゆる高級ホテルとは、明らかに客層が違う
ドアマンもいなければ
ルームサービスも無い
冷蔵庫の中も空っぽ
飲み物などは、ホテル内1階のコンビニで買い
自分で冷蔵庫に入れるシステム
結果として、設備は豪華だが
値段は意外と安い
“大衆”観光リゾート高級ホテルというところか
値段が、割と安いので
観光客に混じって
出張のオジサンが混じってしまっているということ
1階の、巨大な吹き抜けのある大レストランは、バイキング方式
値段は、食べ放題で1人3,800円
飲み放題も付ければ5,000円
晩御飯と考えれば、高いが
まるで外国のリゾートホテルの雰囲気で、まんざらではない
そして、うまい!
料理は、ホントにうまい!
なぜ知っているかというと
思い切って入ったのだ
たまたま一緒だったM(元)総理と、2人で入ったのだ
大枚10,000円払って(もちろん私のおごり)
イヤ~うまかった
(そのころ、宇都宮→東京にJr号で走っていたはずのT君、H君
そして全国のスタッフの皆さんには申し訳ないが、うまかった)
まず、目の前で切り分けてくれる“ローストビーフ”
上等かどうかは、食べたことが無いので分からないが、うまかった
和食・洋食とも、種類は豊富でいずれも大変おいしかった
時折、タイムサービスがあって
まず
サンマの揚げたてのフライ
「なんだサンマか」と言うなかれ、これがまた絶品であった
そして
次のタイムサービス
館内に響き渡った声が、“フォアグラ丼”を告げている
グリットコラムの3話ぐらいに、自慢げに出ていた、あの“フォアグラ丼”
M(元)総理と、無言で目を合わせて
ニヤっとしながら、そそくさと
数限定の“フォアグラ丼”を、ゲットしに立ち上がったのである
こりゃー体に毒だわ、と思うぐらい、うまかった!
ダイエットは、一休み
バイキングで
大枚払って
しかも、うまいものがいっぱい
と、来れば
「食えるだけ、食わにぁ~モード」に、完全に入ってしまった
明日は大切な仕事が待っているのに
弛みきった精神と
パンパンに張りきってしまった“腹”
東京の“大衆”観光リゾート高級ホテルに迷い込んでしまった
出張中のオジサン2人は
うたかたのリゾートを、中年の男2人でやっちまったのだ
そのあと
オジサン2人は
「明日は、がんばらなくては」
と、訳の分からない言葉を交わして、部屋に戻ったのである
もちろん
ホテルのコンビニで、あしたの朝ごはんを買って
(ホテルの朝食バイキングは馬鹿馬鹿しいくらい高い)