2001年08月31日(金曜日)
212話 買ってしまった
パソコンを無くして早3日目
とうとう新しいパソコンを買ってしまった
28日11時21分東京着の「のぞみ46号」にパソコンを忘れた
そのことに、“夕方”やっと気がついたのは、アホであった
しかし
それからすぐ
東京駅の「お忘れ物承り所」というところに、すっ飛んで行った
場所は、東京駅八重洲南口を出て
もう少し南にいったところ
東京駅に入っているテナントの商品搬入場所の隣にある
パっと見、冴えないところにある
忘れ物という、「表街道ではない物」を扱うところなので仕方ない
それにしても
ショックを受けているものが駆け込むところなので
あそこへ行く時は、十分に情けない気分になれる
そんな雰囲気のところ
その時は、「無かった」
しかし
車庫からではなく、改札口に届いたものならば翌日しか届かない
と、言われて
翌日、仙台の仕事が終わってからもう一度、東京駅のそこに行ったが
残念ながら「無かった」
わざわざ、そこまで行かなくても
電話での問い合わせも出来るのだが
その電話何十回かけてもツナガラナイ、ず~っと“話中”
だから行ったほうが早いと思って、行ったが「無かった」のだ
次に考えたのが
「そう言えば、あの列車は、折り返し下り列車になっていた」
とすれば
大阪か、博多に行ってしまった事も考えられる
折り返したと思われる列車を、時刻表で探して
その列車に忘れ物が無かったか
大阪と福岡の「お忘れ物承り所」に電話をした
こちらはすんなり通じた
でも
やっぱり「無かった」
今日の朝、ふっと思い出した
「そういえば、東京の係りおじさん、
私が言った到着時刻の列車を“のぞみ4号”と言っていた
しかし時刻表には、その列車は“のぞみ46号”と書いてあった。ひょっとすると!」
そう思って
今日の午前中から、がんばって30回ほど電話をしてみた
やっと通じて
「28日の“のぞみ46号”の・・・・・・」
と、問い合わせた
これが最後のチャンス
さすがにドキドキしながら、回答を待った
しかし、しかし「無かった」
ガックリである
で、シブシブ、新しいパソコンを買うことにした
今、この文章を書いているのがそのパソコン
無くしたのと、同じもの
前回これを買ったときには、最高にうれしかったが
今回は、・・・・・・
このパソコンに罪があるわけではないが
なんとなく可愛く・な・い・・、まだ
しっつこく言うが
忘れ物のクセは、もうこれっきりにしなきゃ
これで、くやしい忘れ物の話はおしまい
明日からは、もっと元気が出るような話を、いっぱい書いていきます
この何日か
大変なことも、いやなこともあったが
いいことも山ほどありました
実は、いいことの方がたくさんありました