2001年08月17日(金曜日)
第199話 終りなき戦い
盆休みの間に
「アピタ」と「ジャスコ」に行った
私はここのところ、これらの巨大マーケットに興味津々である
アピタは、約3年前に出来た大府店
出来た当初は、周辺の道路が数キロに渡って渋滞になるほど
大人気であった
混雑は苦手なので、今まで行ったことがなかった
そしてつい最近まで、駐車場に入るのにも苦労する状態が続いていた
今回行ったのは、昨日の昼過ぎ
時間的には、混んでいて不思議のない時間だったが
空いていた
駐車場にもスッと入れたし、半分ぐらいしか車も止まっていなかった
店の中もかなり空いていて
特に2階のテナント街は、ガラガラといって良いほどであった
ちょっと前までの大混雑が嘘のようだ
客はどうしたのか
間違いなく、今月オープンしたジャスコ東浦店に流れたのだろう
☆おとといの夜、ジャスコ東浦店に行った
駐車場はほぼ満車であった
店内は華やいでいて
ありとあらゆるレストランは、待ち客が店外にまで並んでいた
専門店街は、すべての店がブランドショップのように
洗練されたディスプレーを施し
DFSをはるかに凌ぐ質感があった
食品売り場も
通路が広く取ってあり
グァムで見たKマートのように天井が高く
明らかに今までのスーパーマーケットとはムードが違う
そして、第196話のイオンシネマとか、でかいゲームコーナーのように
娯楽施設の充実もすごいものがある
このジャスコは、スーパーマーケットではなく
ディズニーランドのように遊び、楽しむところである
「買い物」を「遊ぶ」
「遊んで」「買い物をする」
強烈なカルチャーショックであった
しかし、ここに来ている人たちは、みんな普段着で
普通の若い子達が多い、子連れの家族も多い
つまり、みんな普通だ
売って入るものも実は普通のものばかりだ
そしてとにかく“安い!”
豪華で華やかな建物で
圧倒的な規模
何度来ても、全部を見て回ることは
とても大変だと思わせるぐらいの、膨大な商品群
そして安い
将来に対する不安から、あるいは減ってしまった残業のためか
冷え切った消費を、揺さぶり起こすような仕掛けが
随所にある
★昨日行ったアピタ大府店
前日に行ったジャスコ東浦店に比べると、規模は三分の一程度か
中に入った感じは
いわゆるスーパーマーケット
それでも、今までのスーパーマーケットに比べれば
はるかにデカイのだが、いかんせんジャスコを見た後なので
えらく貧弱に見える
そして、一時的にしろ、店内がガラガラなので
店員さんの元気もいまいち、活気がない
ファーストフードのコーナーもガラガラ
食品売り場を歩いた
ここはそれでも、それなりにお客さんがいて
レジに少しだけ列が出来るぐらいだった
いろいろな商品を見た
同じだった
置いてある商品は
並んでいる商品は
ジャスコと同じだった
ほぼ同じだった、もちろん“安い!”
品揃えも、値段もジャスコに、なんら引けをとっていない
十二分な量と、質と、プライスであった
私が買い物をするなら、「アピタ」でする
なぜなら
アピタの方が、疲れないから
私は買い物を、レジャーとは考えていないし
買い物をすることは楽しいが、広すぎるのはツライ
食料品とか日用品ならば、アピタも十分すぎるほどの品揃えがあるし
同様に安い
ジャスコの専門店のテナント街は、華やかで良いが
着るモノが圧倒的に多い
私は、着るモノに恐ろしく無頓着なので、全く興味がない
同じく、ブランド物にもこれっぽっちの興味もない
トイザラスで買うものもない
イオンシネマはイイ!
ここはぜひ通いたいものだ
しかし、必要なものを買えばいいだけなら
コンビニでもいいだろうし
普通の「ナフコ(今はFeelと言うらしい)」クラスのスーパーでも十分だが
アピタぐらいの品揃えがあると、それはそれで楽しいだろう
たまの休みに買い物を楽しむならば
私には、アピタぐらいがちょうどいいと感じた
人それぞれ
その時に応じて
いろいろな要素で
どんなところで何を買うか、楽しむか、それぞれになっていくのだろう
この地域においては
今は珍しさで、客がジャスコに集中しているが
もちろんアピタにも客は戻ってくるだろうし
それだけの力を十分に持っている
しかし、それにしても
アピタにしろ、ジャスコにしろ
何十億かけて勝負に出ているわけで
しかもテナントさん達も、自分の命運をかけて出店しているのだろうし
一体、これからどうなって行くのだろう
ワクワクどきどきである
いろいろ考えて、考えて
私は、快洗隊を“アピタ”に造りたいと、強烈に思い始めた