谷 好通コラム

2001年06月14日(木曜日)

第139話 名前の入れ物

私はほとんど毎日、たくさんの方と会う
そこで困った事
何故か「名前」がさっぱり覚えられなくなっている
今聞いたばかりの名前も覚えられない
私の“脳みそ”の「名前の入れ物」がイッパイになっているのか
昔からの知り合いの名前は、不思議なくらい良く覚えているのに
新しい名前が全くダメ

 

ほとんど病気の状態と言えるぐらいである

 

だから、ここ何年かに会った人と、再びお会いした時に
名前を忘れてしまっている失礼を繰り返している
情けないがどうしようもない

 

もう一つ
私は携帯電話のメモリーの入れ方を知らない
だから私の携帯電話は何も登録されていない
逆に
電話番号は頭でたくさん覚えてしまっている
たぶん40~50件は覚えているだろう
何回か、その人に電話をすると、自然に覚えてしまう
電話をかける時は
何十件もの電話番号のメモリーリストを探してかけるより
覚えている番号をダイヤルした方がよっぽど速い
それに
私は携帯電話をよく置き忘れてしまうので
メモリーは当てに出来ないのだ
それでも、掛けない番号は次から次へと忘れていく
つまり
覚えられる件数が限られていると言う事だろう

 

名前にしても電話番号にしても、覚えられる量が大した事ないのだろう

 

“容量のはっきりしている脳みそ”
どうも大した事なさそうである

 

私と何度か会っているのに
ちっともお名前を覚えられずに、気分を悪くしている方が
きっとイッパイいると思います

 

ごめんなさい
昨日も
お顔はハッキリ覚えているのに、どんな方かも覚えているのに
結局お名前を思い出せなくて
大変失礼をしてしまいました
※大好きな徳島にて(空港からの遠景)

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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