2001年05月11日(金曜日)
第111話 ハイドロテクト
ハイドロテクトという名前はご存知の方も多いと思う
TOTO(東陶機器)の最新の商品で
光触媒の“超親水性”という技術を使った商品の総称である
その中の一つに
ハイドロテクトボディーコートというものがある
当社はその一次代理店の一つで、この事は結構すごいことなのである
その事はともかく
ハイドロテクトボディーコートというのは
車のボディーに
光触媒という特殊なコーティングをして、水を全く弾かなくし
車が汚れても
雨さえ降れば汚れが流れ落ちてしまうようにするという
あらゆる意味で画期的な商品である
http://www.hydrotect.org/
言ってみれば「車を洗わなくてもよくなるコーティング」
あまりにも画期すぎてか
新しすぎてか
今いち普及しきっていない
また、その施工は
それなりの技術と時間を要し
その意味でも、急速な普及が果たせないでいる
当然、刈谷快洗隊でも販売しているが
ユーザーの評価はというと
これが、好評で
一度施工した車のリピート率も高い
共通して言われるのが
「何もしなくてもいつもきれいで、本当に便利でイイ」
私達のオリジナル人気商品「クリスタルキーパー」の半分ぐらいの台数が
リピート客を中心に毎月施工されている
(特に何の宣伝もせずに)
一度使ったユーザーから、支持されている事は間違いない
という事は商品のコンセプトは合っているということ
この商品まだまだ日の目は見ていないが
近い将来ブレークスルーするに違いないと思っている
商品自体も、この2年ほどで驚くほど進化改善された
もう少し、簡潔な作業で
精度だけではなく
いま少し、たくましさを備えた商品に育った時
再度、アイ・タック技研としても大々的に世に問いたい
その時
ハンドロテクトボディーコートも
今の状況から、大きく脱皮するであろうと思っている
一度は華々しくデビューしたこの商品
思ったような離陸が果たせず
思わぬ低空飛行を余儀なくされている
今日は、その改良品の発表説明会
代理店として当社からは谷常務と森課長
TOTOさんからは、当初からの担当者“佐藤さん”と
今回の改良の当事者として“岩田さん”
久しぶりに彼らから、ハンドロテクトボディーコートの説明を聞いた
この商品に関して、私はこの当社両名に押し付けてしまい
私自身はほとんど感知していない
低迷している商品を担当する事は、華々しくもなく
地味な仕事になるのだが
実に淡々とやってくれている
そして彼らを支えてくれてきたのがこの佐藤さん達
当社担当者曰く
「現状そんなに儲からないと思っても
施工店さんのことを考えると捨てておけない
ましてや
どんな状況の中でも決して手を抜かず、いつも熱心な
佐藤さん達やTOTOの人達の事を見ていると、頭が下がる思いで
決して放り出せない
この商品、絶対化けますよ」
考えて見れば、この商品に関わってから早2年
この方達の淡々とした熱意の維持は
どこから来ているのだろうか
考えて見れば
私達が、TOTOの茅ヶ崎工場に技術的な意見だとかを申し上げに行く時
いつも、部門の方達が勢ぞろいで熱心に議論をしてくれる
偉そうな姿勢など微塵もない
むしろ謙虚ですらある
私達のようなものの意見を
一流の大企業のそうそうたる方達が熱心に話を聞いてくれる
そして実現しようと頑張ってくれる
本当の意味での“一流”とはこんなことなのだろうか
この世の中
なにか障害があると、すぐに諦めてしまい
出来ない理由を並び立て
愚痴を言い
人のせいにし、批判ばかりする
つまらない人が多い中
この人達から学ぶものは多い
わが身を省みて反省しきりである
進化しつつあるハイドロテクトボディーコート
化ける日は近い!目が離せませんよっ