谷 好通コラム

2001年03月23日(金曜日)

第62話 イイもの見た

今、東京からの新幹線の中
朝、今日も“富士山”は見えなかった

 

東京、大阪へは本当によく行く
昔は、大好きな富山とか秋田とか全国のローカルにもよく行ったが
最近は、地域の担当者あるいは両常務が色々仕事をやってくれてしまうので
ローカルに行く機会が目っきり減ってしまった
正直言ってつまらない

 

仕事としての出張なのだから
贅沢を言ってはいけないのだが
ローカルへの出張は何かあたらしい発見があって楽しい
特に行ったことのない所へ行くと
必ずといっていいほど、新しい物を見つける事が出来る

 

その点、東京はどこへ行っても“都会”である
都会であって都会以上でも以下でもない
仕事は非常に効率よく、たくさんの仕事をこなせるが
でも、どこへ行っても、同じような風景、看板、人
新しい発見はあまり期待していない

 

でも今日は
この東京で
ぜひ、写真に取らなくてはと思ったものに会った!
あるビルの“エレベーター”

 

このビルには
ある外国の自動車用ケミカルの最大大手で
F1のスポンサーもやっている会社から、提携の話があって
「また、どうせ」という軽い気持ちで、冷やかし半分に訪れた
この手の話、エージェントっぽい人間が
うまい話として、儲け話を持ちかけてくるという“ヤバイ話”が多い

 

ところが今回の話は、結果的に、非常にマトモな話であった
お会いいただいた方は、そのメーカーの社員であり、代表と真摯な姿勢で話が出来
大変好感を持った
私達のこともよく理解していただけたと思う

 

一つだけ心配なのは
一緒に行ったのが、“東京の田舎者”と、“M総理”
どうしてもお笑いモードになりがちで、ヘンな意味でも大いに盛り上がってしまったこと
もちろん主因は、当然、私にある

 

この話は真剣にこれから取り掛かっていく
いずれまた詳しい報告をしたい
いい縁になる事を予感した

 

さて
このビルのエレベーター
ビルのオーナーが
趣味で
エレベーターホールとエレベーターの中を飾っているのだそうだ

 

※エレベーターの外から取った図

 

 

素人仕事ではない、本格的である
しかし、オーナーが自分で作ったそうだ
しかも、これが季節ごとの変わるというからスゴイ
おひな祭りの頃までは“雛飾り”が飾ってあったそうだ

 

※エレベーターの中から、ホールを見た図

 

 

これからこのビルには何度か訪れる機会がありそうなので
その度に、どんなエレベーターとホールになっているのかが楽しみでしょうがない
※エレベーターの周辺

 

 

このビルのエレベーターの飾りつけについては
訪問するたびに、ぜひ報告したい

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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