今、名古屋―札幌の飛行機の中
さっきの機内アナウンス「ただ今の札幌の気温マイナス15度」と
本日の札幌は手ごわいぞ、という感じ

ところで

私達の本社のすぐ前に台湾料理屋がある
約半年ほど前にオープンした店

本社から歩いて食べに行ける所はここしか無いので、昼飯は、ほぼここに食べに行く
ここの料理は面白い
“当たりはずれ”が大きいのだ

台湾料理といえば「辛い台湾ラーメン」「辛い料理」というイメージだが
この店がオープンした最初は「台湾ラーメン」も「マーボ豆腐」も全然辛くなかった
本当は台湾料理そのものが辛いものではないそうなので
それで別に良かったのだが
台湾ラーメン(料理)=激辛というイメージを持っている客が文句を言ったのであろう
「ナンダ、ナンダここの台湾ラーメンちっとも辛くねーヤ、かったるいな」などと

開店してから2ヵ月後ぐらいたった頃
突然
「台湾ラーメン」と「マーボ豆腐」がものすごく辛くなった
しかも、食べるたびにその辛さの度合いが激変する
たいして辛くなかったり、食べられないぐらい辛すぎたり

中国人の調理人は、きっと辛くする事はいやだったのであろう
いやいや辛くしているので、いい加減にやっているのだろうと想像している

今日は一緒に食べに来た仲間が
台湾ラーメンとマーボ飯を注文した
その結果は
“大～当た～り”
二人とも一口食べた途端に汗だくになり
フーフーいって食べていたが、結局半分くらい食べたところでギブアップ

ここのマーボ飯、台湾ラーメンについてはみんな“知っている”ので
ある程度“シャレ”にもなるが

これが洗車という商品であった場合には
自分の車を洗ってもらうたびに
「きれいさ」が激変する
つまり
洗車を担当してくれた“店の人”によって洗い方、仕上げ方が違い
その時の“運”によって、
自分の車が本当にキレイになる時もあれば、
運が悪ければ、
いい加減にしかキレイにならない
これはシャレにもならない

台湾ラーメンは
辛いのがいい人にとっては、辛いときは“当たり”
あまり辛くないのがいい人に取っては、辛くないときが“当たり”

でも、洗車はきれいならなかったときが当たりという人はいない
やっぱり、いつもキチンときれいにならないと当たりにならない

当たりハズレがない事が一番

と、言いつつ
彼らが食べたハズレの台湾ラーメンとマーボ飯の勘定を、払ってあげるのを忘れてしまった

断っておくが、この台湾料理の店
「まずい」と言っているのではない
どちらかと言えば「うまい」と思っている
“当たりハズレ”があると言っているだけである
くれぐれも誤解無きようお願いします

と、言いつつ眼下に素晴らしい“秋田の男鹿半島”が見えてきた
そろそろ飛行機が降下し始める。では