2001年02月07日(水曜日)
第15話 スッチュワーデスさん
14話の飛行機を運行している「中日本エアーライン」という会社
日本のコミューター便として唯一黒字を出している会社と紹介した
名古屋を基軸に高松、徳島、富山、米子、などの路線と、福島に飛びそこから函館というように、どちらかというと隙間を狙った路線を作っている。
メイテツ(名古屋鉄道)の関連会社だそうだ。
この中日本エアーラインのスチュアーデスさん達、これがイイ!
すごくイイ!
実は、一般的にスチュワーデスさんと呼んでいるのは全日空とか日航、JASなどでは“キャビンアテンダント”「客室乗務員」と自称している人達。本当は「スチュワーデスさん」ではないのだ
でも、中日本エアーラインでは正式に「スチュアーデス」と呼んでいる。
日本では、公式にスチュワーデスと自称している人達は、実はこの会社にしかいないのである。
もちろんそれには訳がある。
実は彼女達は飛行機に乗る事だけが仕事ではない、
・空港のチェックインカウンターでチケットの販売
・ボーディングカウンターでのチケット切り(自動ではない)
・バスまでの先導案内
・機内預かり荷物の照合など
・その他見えないところでもっと色々
みんなで交代して何でもやっちゃうのだ。
だから飛行機に乗るためだけの「客室乗務員」ではないのである。
私達はこの会社の路線に乗る機会が大変多い
だから私も、ほとんど彼女達の顔を覚えてしまっている
だから昨日飛行機に乗っていた人が、
今日はカウンターでチケットを切っている事に気がついたのだ。
このたくましさが実に好きだ。
ウチのスタッフもみな大好きだと言っている。
特に谷常務と森課長は
この会社の路線に乗る機会が多いので、
“スッチュワーデスさん”(と彼らは発音する)の顔と名前を全部知っているそうだ
ほんとに明るい彼女達が、何でもイキイキとやっているところを見て、
この会社が、日本唯一黒字のコミューター航空会社である、という
その意味がよく分かるような気がしている。