2021年09月27日(月曜日)
9.27.みんなでやる事、知る事の力
企業が始まって成長していく時は、
起業した者が、その持っている価値観と創造力で
ぐいぐいと事業を引っ張って行くことで力強く成長していく。
会社としての価値観と行動の方向が一つの価値観で通っているから、
それが行動の決定の速さと判断の一貫性があって、
一番力があって成長が早いし、力強い。
よくあるパターンだ。
しかし、
その事業が成長しつつ継承される時、
今度は必ずしもそのリーダーの持っている価値観と
行動の方向性が一致することはなく、
多くの場合、会社全体としての行動方向がブレる。
ブレることによって、会社の構成員全体が共振するかのようにブレて、
その会社の成長過程で造り上げられてきた価値観と行動の方向性がブレて、
著しく弱くなってしまうケースが多い。
それに気が付いた創業者が、あわてて復活したり、再デビューする場合がある。
しかし、この会社ではその轍は踏みたくないし、それはしたくない。
それを解決するのが、みんなでやる事、みんなで知る事なのだろうか。
この会社の成長を造ってきたみんなが、
新しい情報と事態をみんなで知る事と、
それぞれが持っている価値観と行動の方向性を持ち寄って、
新しい行動を作り出していく事で
その共通項として会社の意志が造り出されて、会社としてのブレが無くなる。
賀来現社長が、LABO実績日報を送るメールにこんなことを書いていました。
スタッフから聞いた事です。
「ここ最近、店舗の実績があまり良くないので、
店舗のスタッフみんなでYoutube動画を見てみようとなりました」
そしたら、お客様の気持ちになれて、KeePerに更なる自信が出て、
みんなで見たのは凄く良かった。そして、実績も上がりました」と聞きました。
意外とこんな事で変われるのかもしれません。
「みんなで見る」という事が良かったのです。
私はこれを読んで嬉しくなりました。
本当にその通りなのです。