谷 好通コラム

2022年05月04日(水曜日)

05.04.スーパーGT富士戦は、次戦以降が楽しみになる速さだった。

4月の岡山戦では、

#37 KeePer TOM’S GR Supraは、あまりいいところなく終わった。

しかし、前年まではドライバーの平川選手が、岡山の国際サーキットを、

小さい時から、ホームグランドとしてレースをしていて、

まるで自分の実家の庭のように得意としていたので、勝って同然だった。

だから、第一戦の岡山での敗戦はある程度は仕方なかったのだ。

しかし今回の富士戦はみんな対等だ。

 

その結果、予選は4位からの好ポジションでのスタートを確保して、

1                                       PHOTO by Yoshifumi Nakamura

 

決勝当日も、午前中の公式走行ではトップタイムを記録している。

2                                        PHOTO by Yoshifumi Nakamura

 

私達が富士スピードウェーに到着したのはちょうど昼頃。

それから間もなくTOM’Sの舘会長がやって来て、

「今日は優勝しますよ。」と、優勝する時のいつもの予言を宣言していた。

期待はますます膨らむ。

・・・・・

・・・

そして、結果は、

スタート直後から#37はトップに出て、

しばらくトップを快走した。

・・・

で、色々あって、

・・・・

間違いなくトップを取れるスピードを#37は備えていた。

しかし、色々、色々、あって、

結果的に、

次のレースからそのスピードが活きて、

次の鈴鹿戦では大いに期待できる確信を持つことが出来た。

3                                           PHOTO by Yoshifumi Nakamura

 

つまり、今日は負けた。

しかも、変な負け方だった。くやしい。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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