2022年07月22日(金曜日)
07.22.むしろ、やっと”らしい夏”がやって来たというべきか。
本格的な夏がやって来た。
本格的というか、むしろ、やっと”らしい夏”がやって来たというべきか。
6月の中旬にあった各地で40℃を超すような猛暑の連続は、
暑いのだけは地獄のように暑かったが、
セミの声はせず、空には入道雲もなく、
暑いだけで、どこか夏らしくなく、
地球の近い未来の灼熱のようで、不気味さを伴った酷暑であった。
セミは成虫になるまで何十年も地中にいて、
ある程度まで成長した上で、七月の半ば頃になると地上に出てきて
脱皮し成虫になって賑やかに鳴き始める。
だから、今年の6月頃の猛暑でも、
地上は異常に暑くなっていても、
地中まではまだ熱くなっていなかったので、
セミは、外が猛暑になっている事に気が付かず、
地上に上って来なかったのではないか。
ここしばらくは暑さもそれほどではなく、
普通の夏っぽい気温になってきたころ、
やっとセミの声が、にぎやかに聞こえてきている。
夏のもう一つのシンボルである「入道雲」も、
やっと”らしい”のが、ニョキニョキと見られるようになってきた。
暑さは34℃ほどもあるが、
6月の超猛暑の後なので、
のんびりと普通に夏を感じながら入道雲を眺められた。
地球温暖化は色んな現象になって、
身近に、ひしひしと感じるようになっていて、
のんびりと知らぬ顔を続けられるような段階はとうに過ぎて、
一人残らずの皆が、SDG’sを本気で考え、行動をしていくべきなのだろう。