2022年07月29日(金曜日)
07.29.チーちゃんと伊藤トレーナー最後の日
私の家の住人の一人、茶トラの「チーちゃん」は多分、今年18歳になりました。
チーちゃんが生まれてそんなに時間が経っていない頃の写真が、
このブログの「2004年08月01日(日)新しい友達チビチビ」に載っています。
http://keepergiken.jp/president/42365/
今、チーちゃんは誕生後18才と数日というところでしょうか。
猫の年齢は人の年齢の5倍と言うから、18才✖5倍=90才という事になります。
90才とは後期高齢もいいところで、
ヨボヨボでもいいはずなのだが、割と元気よく生きていて、
週二回の生理食塩水の点滴(15分)を受けて体の潤いをキープしつつ
便秘気味の時は適時浣腸をして、90才とは思えない美貌を保ちつつ、
同居の3才猫の子ミミと、5才犬のリンダに負けず、チーちゃんは元気です。
時々、食欲が無くてキャットフードを残すと、
犬のリンダに食べられてしまいますが、
90才の食からすればちょうどいいぐらいなのか、チーちゃんを怒る事もありません。
平和です。
でも、先日、チーちゃんは腰の力が抜けたような歩き方を見せて、
みんな、一瞬ドキッとしましたが、
直にまた、シャッキッとして、ちょっとホッとしています。
二年ぐらい前までは、チーちゃんだけが許されている特権、
食卓テーブルの上をかっ歩して、周りにニラミをきかしていましたが、
最近は、毛皮のツヤも心持ち鈍くなって、
お気に入りの椅子の上でウトウトしていることが多くなりました。
我が家の主・チーちゃんが、
平和で心地よく天寿を全うしてくれることを
家族みんな一人残らず心から祈っています。
ところで、
私は、昨年の11月に機能再生の為の手術を受けましたが、
その手術を受ける為に、2年半前にあった約95kgの体重を落とす必要があって、
食事の制限とレストレーション (再生の為のトレーニング?) と呼ばれる
トレーニングをパーソナルジム(伊藤トレーナーが自宅に来る)で受け、
約2年かかって78kg!まで落としました。
伊藤トレーナーの力は本当に不思議で、
言って見れば命の恩人の一人とも言えます。
そのおかげで元気な体に戻って絶好調になり、
本当に10年前に戻ったようです。
不死鳥のように復活させてもらったと言っても過言ではありません。
そのトレーニングを二年間担当してくれた伊藤トレーナーが、
家庭の都合で家業に入る事になったので、今日が最後のトレーニングになりました。
私のトレーニングは、伊藤トレーナー指名の別のトレーナーによって続きますが、
伊藤トレーナーから受けるトレーニングは、今日が最後の日でした。
それで今日不思議なことがあったのです。
私が居間でトレーニングを受けている間、
いつもは、チーちゃんと小ミミとリンダはお母さんの部屋で待っていて、
トレーニング終了後「終わったよ~」と私が声をかけると、
三匹揃って大喜びで居間に出てきて、
伊藤トレーナーに撫でてもらって大喜びするのが日課でした。
何故か、三匹とも伊藤トレーナーの大ファンだったのです。
しかし、
今日の伊藤トレーナーの最後の日は、
チーちゃんは、みんなと一緒にお母さんの部屋に行かず、居間の椅子にいて
まるで最後のトレーニングであることが判っているかのように。
トレーニングが終わるまで、じっとそこに一緒にいたのです。初めての事です。
チーちゃんは不思議な子で、
いつも、何もかも分かっているみたいなのです。
伊藤トレーナーも喜んで、最後にチーちゃんと記念写真を撮って行ってくれました。
私は実にみんなから守られています。