2022年08月11日(木曜日)
08.11.学生の作文のような幼稚な作文?
昨日、2022年6月期の決算報告と三か年中期計画を開示しました。
今回の決算短信もほとんど、私は手を出さず、
新しい社長達が忙しい仕事の合間を縫って自分達の手で書き上げたものです。
この会社では、昔からそうでしたが、
このような会社からの報告とか今後の会社の見通し・方針などについて、
例えば経営企画などの部署のプロの係が書くのではなく、
すべて経営者自身で書いてきました。
だから、専門的な言い回しをせずに、
お役所のような業界用語などもほとんど使わずに、
我々自身が考えた事を、自分達の言葉で書くことを良しとして来たので、
それが、まるで学生の幼稚な作文のようだと批判されることもありましたが、
経営者自身の本音がそのまま書いてあって解かりやすいと、
ご評価いただくこともありました。
いずれにしても、
私達は会社を経営する事に全力を尽くしてきたので、
専門用語を駆使して”らしい文章”を書くことに、
意味を感じていないので、私の時から、新しい経営者に至っても、
この習慣は続くのでしょう。
正直言って、これは私だけの得意技だと思っていたのですが、
新しい社長も専務も、
私と同じように、自分の言葉で書いています。
しかも、長々と書いているのは、本当に気持ちがこもっているのでしょう。
そうする事の大変さは、
私自身、よく知っているので、大したものだと思っています。
三か年中期計画も、
営業計画の部分は本当に営業の関係者が、
LABOの部分は、本当のLABOに関わる者たちが、
何度も何度も話し合って、積み上げて作られたものであり、
決して、適当にでっち上げた数字ではなく、
それぞれにかなりの思い入れと考えが入ったものです。
だから、この計画は何か月もかかり、何度もミーティングを重ねて作った物で、
それぞれに全部意味があるので、
もちろん根拠もあるし、経営陣全体で共有されています。
ただ、もう開示してしまった段階で言うのは何ですが、
女性という新しい需要開拓コンセプトで書かれている「ECOクリスタル(仮称)」は、
女性にも受け入れられやすいネーミングをまだ模索中で、
「e-1キーパー」とか「E-ONEキーパー」とか、色々考えて、
今、
有力になりつつあるのが「フレッシュキーパー」
単純だが、女性が受け入れやすく、憶えやすい名前だという。
男の私にはすんなりとは理解できないが、
少なくとも、会社の女性たちには、概して好評である。
少なくとも、これに関しては、私は自分の感性を押し殺さなくてはならない。
「フレッシュキーパー」の前の名前「e-1キーパー」「E-ONEキーパー」で、
今までとは違った感性でのパンフレット、ポスターなどを造ってくれた。
これも、名前が「フレッシュキーパー」になったら、ボツになってしまう。
しかし、
これらを造ってくれたデザイナーの奥さんが、
「フレッシュキーパー」という名前を出したので、
このデザイナーは「フレッシュキーパー」に抵抗する事は絶対にない運命なのです。
でも、面白いので、載せちゃいます。