谷 好通コラム

2022年09月14日(水曜日)

09.14.たまには、ちょっとぐらい時間が止まってくれてもいいのに。

昨日のように、過去10年~20年前ぐらいの事を思い出して書いていると、

私自身がもう70年も生きているのに、

10年前、20年前がものすごく大昔に思えて、

たとえば結婚した頃の約50年前なんて、

あの頃の出来事なんてみんな化石になってしまっているような気がしますが、

それと同時に、

懐かしくて、あの頃の出来事の一つ一つをとてもいとおしく思えてきます。

 

そう考えると、

これからのあるかどうかも分からない私の未来の10年間を

一時たりとも無駄に過ごせないと強く思いますが、

これから一か月、二ヶ月の間に

立てられている私のスケジュールのリストを見ると、

その時にやらなければならない仕事の、入ってきた予定でびっしりと埋まり、

自らの目的の為に、自らの意志で入れた予定はほとんどありません。

こんな、

あくせくとしたこれまでの何十年間があって、

その上で、これからの10年をどう、

何をすべきなのかを考えて

自らが立てた目的を持ったスケジュールは、

自らの強い意志を持たなくては、中々入れられないものです。

 

そう思うと、ふと、焦った気持ちになります。

それでも、時間は一瞬たりとも止まる事なく、

物事の変化、進化、衰退もまったく止まらず進み続けます。

時間が進むとか止まるとかの概念もピンときませんが、

時間が絶対に止まらないという事も、

誰もが止まらない時間の中で年老いて死ぬという事も絶対的な事実ですが、

たまには、ちょっとぐらい時間が止まってくれてもいいのに。

と、思うのはただの私の勝手です。

 

仕事は本当に面白いので、いつだって夢中になって時間が過ぎて、

今日も終わってしまいました。

一日の仕事が終わって東京から新幹線に乗って帰る途中です。

このまま夢中になってその時の仕事をやり続けていると、

あっというまに10年くらい経ってしまい、

最後にやろうと思っていた事が出来なくなってしまうので、

真剣に自分の予定を入れていかなくてはなりません。

 

本当に仕事は面白くて、他を忘れてしまうので、

海外に行っていた頃の10年間も面白くて、

瞬く間に時が過ぎてしまったように、

特に、今のように仕事が面白いように進んでいる時は本当にあっという間です。

このままでは、

これからの10年間だって、

きっと一瞬のように過ぎてしまうでしょう。

 

それでは困るので、

本当に思うのです。

自分の意志で、自分の為のスケジュールを、

仕事の面白さに打ち勝って、本当にキチンと入れて行かなくてはいけません。

あるいは、

「たまには、ちょっとぐらい時間が止まってくれてもいいのに。」

とも、つい思ってしまいます。

 

今日も富士山はすっぽりと雲の中でした。

 

LABO甚目寺店のブース増築工事が終わったそうです。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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