2022年10月01日(土曜日)
10.01.投資アナリストからもらった知恵と、十月、秋、
2023年6月期の第一四半期(7月~9月)、
つまり第1クォーター(略して1Q)の四半期の決算が、
11月10日午後3時に発表されます。
だから、
その前の1か月間(10月11日~11月10日)は「サイレント期間」と言って、
投資家からのインタビュー(略してIR)を受けることが出来ません。
逆に言うと、
この年四回のサイレント期間だけは、
IRの仕事が無く、私は少し暇になって自由に予定を入れることが出来ます。
この年四回、計4か月のサイレント期間以外の日は、
1日2件以内の制限はつけていますが、(よく3件になる)
ほとんど毎日、国内外の投資家からのIRや、
複数(10~30人)の投資家が参加するスモールミーティング(SM)が入ります。
一番多い本決算発表後の期間には、
月に50件余りもの回数をやったことがあるくらいです。
新型コロナ禍以降、IRがリモートでやるのが当たり前になったので、
出来る回数が極端に増えたのです。
私のIRは大変多い方で、
基本的に「来る者は拒まず」で、
機関投資家は国内外を問わず
代表された個人投資家からのインタビューでもすべて受けています。
IRは、基本的に1時間ですが、
取材するアナリストは非常に頭脳明晰で優秀な方が多く、
こちらも、ボーっと聞いて適当に答えるなんて訳にはとてもいかず、
私の人生の中で一番集中すると言ってもいいぐらい緊張の1時間になります。
脳みそが冗談抜きで本当にクタクタになって、
これを、一日に3本も入れたりすると、(ほかに本来の会社の仕事もあります。
終わった後はぐったりして暫く動きたくなくなるぐらい疲れます。ホントです。
でも、私はこのIRが好きです。
大好きだと言ってもいいぐらい好きで、
たまのIRの無い日は、逆につまらないと思います。
IRでは、一生懸命、現状の分析を話したり、直近の見通し、先の構想など、
経営者としてきちんと持っていなければならない事を話すので、
自分自身の確認にも非常に役立ち、
アナリストからの指摘で、間違いや勘違いに気が付くこともあります。
更にそれらが相まって、あるべき会社の戦略や戦術的な自分の考えがまとまり、
ものすごく役に立っているのです。
言って見れば、
無料の経営コンサルティングを受けているようなもので、
それも投資家自身の投資が活きるかどうかの為ですから、
その辺の「受け仕事としてのコンサルティング」より
はるかに優秀で、はるかに真剣なコンサルを受けられる訳です。
私はこのIRでものすごくたくさんの経営のヒントを得てきました。
自分の間違いに気が付いて軌道修正する事もあります。
今月10日から来るサイレント期間が寂しいくらいです。
昨日のアナリストは、雑談で健康の話で盛り上がり、
こんな本を教えてくれたので、早速アマゾンで取り寄せて読んでいます。
社内のカメラマンが、
客先のカーディーラーで、
なかなか撮れない最新型車の「ツヤ写真」を撮ってきました。
すっかり秋になって、庭にある柿の木に実がついて色づき始めました。
庭の隅っこの方にはリクガメのトンボがいます。
今日は、スーパーGTの第7戦「九州・オートポリス戦」の予選があって、
我が「#37 KeePer TOM’S GR Supra」は、
サッシャが予選走行中に派手なスピンやってしまったようで、
500クラス全15台中の15位。
つまりドベからのスタートになって様です。
ちなみにもう一台の、#61のSUBARUは、300クラストップで、
決勝は、ポールポジションでのスタートだと言っていました。
今回はウェイトハンディが半分になっていて、両車共チャンスだったのですが、
明暗くっきりの結果でした。
もう、すっかり秋になりました。
LABOからは恐ろしくなるようなすごい実績報告が来ています。