谷 好通コラム

2022年10月15日(土曜日)

10.15.アントレプレナー大賞 東海北陸地区代表(大賞)

昨日、KeePer技術コンテストで全日本チャンピオンも決まり、

自分の中に闘いの熱い興奮が残っていて、

コンテスト会場から事務所に戻ると、

そこにあるいつもの日常の空気に、妙にイラっとしたりする。

でも、私にもいつもの日程が待っているので日常を取り戻そうとしていた時

事務所にお花が届いたり、電報がぽつぽつと届いた。

アントレプレナー大賞の東海北陸大賞を祝っての花輪と電報です。

 

実は、何か月か前、

KeePer技研㈱の株主でもある日本投資育成という

半官半民の投資会社の担当者さんが来社されて、

「アントレプレナー大賞という世界的な規模の起業家を対象とした賞があり

投資育成として、東海北陸地区の代表候補としてKeePer技研を推薦しました。」

と、おっしゃった。

その上で、エントリーシートという書くところがいっぱいある表に、

項目に分けて書き込む宿題がExcelで送られてきた。

 

私は正直に言って「うわぁ、めんどうくさいなぁ」と思いつつ、

普段、ブログに仕事のことについてもいっぱい書いているので、

エントリーシートの質問に対する答えとして”合う”ブログを探し出して、

該当する部分をコピぺして、文章を整えて、

その結果かなりの量の文章量になって力作になってしまったのだが

あまり時間はかからなかった。

いずれにしても、

それを提出してしばらく忘れていたのですが、

10月13日に表彰の会があると連絡があったのです。

何社かが部門別とかいろいろあって複数の中の一社のようです。

 

しかしもちろん、

その日は、技術コンテスト全日本チャンピオン決定戦の初日なので、

KeePerにとってこれ以上無いほど大切な日。

私はこれを外す訳には絶対に行かない。

そこで、鈴置専務に頼んで代理で出てもらったのです。

しかも、挨拶があるというので

「代読用のあいさつ文」を持って出てもらいました。

私は事の重大さに徐々に気が付いてきたのでしょう。

このあいさつ文は、コピペなどではなく、ちゃんと時間をかけて書いたのです。

 

全日本チャンピオン決定の準決勝の日、

あの広くもない場所に、応援団が200名以上もの人で溢れ、

しかも選手51名の技術レベルは半端なく高く、

3班での準決勝はハイレベルでメチャクチャ盛り上がって、

最後に決勝戦に進出するファイナリスト11名の発表では興奮がピーク、

当落に悲喜こもごも、涙する子もいて思わずもらい泣きする。

 

会も終わって鈴置君の事を思い出した。

電話をかけて代理出席とあいさつの代読の礼を言って、聞くと、

「グランプリでした。」と言う。

これには私も驚いた。そして続けて

「私達にはメチャクチャ場違いで格式高い立派な会でした。」とも言う。

それを聞いて、

私は先程までの全日本の準決勝が最高に面白かったので、

不謹慎ながら、自分はこっちで本当に良かったと思ってしまった。

 

東海北陸地区の代表になると、

11月に日本大会の審査の為のインタビューを受けに東京まで行って、

12月には、やはり東京で各地区の代表が集まってプレゼンテーションと、

そのあと、超高級フランス料理レストランで

格式高いパーティーがあるらしい。しかも4時間も!・・・・・・

 

 

東京での日本大会で勝つと、今度はモナコで世界大会があるのだそうだ。

あり得ないが、

絶対にあり得ないが、モナコは・・・だなぁ、と思う。

 

いずれにしても、

大変、名誉なありがたい賞をいただきました。

 

しかし、こんなデカい大会とは思いも寄りませんでした。

私はこの授賞式の時、

ファンの高橋選手とか兼平選手をワーワー言いながら大喜びで応援していたのです。

とんでもないことです。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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