2022年10月24日(月曜日)
10.24.人の気持ちは分かったつもりでも、分からないものです。
それは夫婦の仲でも、恋人の仲でも、
相手の気持ちは分かったつもりでも、分かっていないことが多いものですが、
これが、相手が他人ならば、余計に分からないもので、
マーケティングの一番難しいところでもあり、一番肝心なところでもあります。
相手の気持ちを思った場合、
どうしても自分の価値観とか感性が基準になってしまうので、
全く違う環境で、違う生活をしていて、違う経験をしてきている他人なので、
分かろうと思う方が無理なのかもしれませんが、
こと、これがビジネスの場合は、
そこが生命線になるので、マーケット調査でアンケートを取ったり、
無作為で集まってもらった消費者に意見をでしてもらい参考にするとか、
マーケット調査に時間と多大な費用を掛けたりします。
マーケッターなどという専門のプロまでいて、高い収入を得る職業のようです。
しかし、お客様の気持ちは実際の現場で直接お客様と接して、
実際のお車を見ながらご希望とかを
お客様に直接お聞きするのが最も要望に近いようです。
店舗でのKeePerの接客受注は、
最初から何かの商品を説明するとかお勧めするとかではなく、
お客様が欲しいと思っているキレイさをお聞きして、
それに応えられるようなサービスをお客様と一緒に探していきます。
こうした方がお客様の満足を得られやすいし、確実に喜んでもらえます。
その方が、何か店舗側が利益になるようなサービスをお勧めするより、
お客様と一緒にお客様が欲しい物を探す方が、
結果的に、一台当たりの単価も上がり、結果的に利益も出ているものです。
こちらが売りたい物より、お客様が欲しい物をお客様と一緒に探した方が、
結果的にお客様も喜び、結果的に店舗も利益が出ています。
商売は、
売りたい物より、お客様が欲しい物を探し、実現する。
これに尽きると言っても過言であません。
だから、
KeePer LABOでは何か商品を限定して、
「○○コーティング強調キャンペーン」などという
強化商品販売キャンペーンの類のキャンペーンを全くやりません。
ただの一度もやったことがありません。
やったことが無いので、
そういう販売キャンペーンが無い事を誰も不思議だと思っていないので、
話題に出る事すらないのです。
販売会社としては、非常に珍しいパターンです。
だから、お客様は安心して
自分が欲しいキレイを楽しそうに話してくれるのかもしれません。
だから、1台当たりの平均単価が16,000円台と高いのかもしれません。
この子の欲しい物は目の前の水槽の中を泳いでいる「メダカ」です。
聞かなくても分かります。
子ミミはとっても分かりやすい子なのですのです。