2022年10月31日(月曜日)
10.31.お客様がなぜ買い続けるのか。
商売は物販であれ、外食であれ、サービス業であれ、
小売業においては集客も大切だが、
それ以上にリピート率が大切であることは誰でも認める事で、
いくら集客しても、
そのお客様が二度とこないようではいつまで経っても繁盛店にはならい。
そのお客様にリピートしていただいてこそ、客数が積み重なって、
いつもご来店の多い繁盛店になる。分かり切った事だ。
リピートするかどうかは当然、お客様自身が決める。
売る側がいかにリピートすると得な仕組みを造ったり、制度を造って、
初めてご来店になったお客様に徹底したとしても、
その店舗で買ったもの(或いはサービス)を「また買いたい」と思わなくては、
二度目がいかに割安で買えたとしても、また買いに来ることはない。
あくまでも「買って良かった。」、その上、耐久期限が来た時点でまた「買って良かった。」と思えば、「また買いたい。」ともなる。
これは基本中の基本でどんな商売にも言えること。それを仕組みで何とかまた売ろうと思っても、その効果は大した結果を生むことはない。
提供する商品そのものに「また買いたい」と思わせる価値があることが前提で、
さらにあったらいいのが「日常性」で、
たとえば洗車・Coatingで言えば「洗車」がそれにあたる。
洗車そのものは各種のコーティングに比べれば
その商品に内包している価値は低い。
だから作業効率も低いし、
しかもCoatingなどと同じだけの作業面積が必要なので、
なおさら生産性も低い。
だから、町の倉庫のような店舗でCoating専門店が
「洗車はご自分でやって下さい。」のスタイルで営業しているのをよく見るが、Coatingだけをやる非日常的な店舗になってしまっていて、
一般消費者には何年かに一度やればいいCoatingだけをやるその店舗は、非日常的な店舗であって、
いつもの店ではないのでリピートする機会は少ない。
Coatingを主体とした店舗でも洗車はぜったいに必要である。
たとえ生産効率が低くても、
店舗とお客様を連続した線で結ぶ、絆のような役割を果たしているのです。
もっと書きたいのですが時間が無くなったので、今日はここで一旦やめます。