2022年12月29日(木曜日)
12.29.世界のWECシーズンチャンピオンの平川亮選手来る。
昨日、KeePer技研㈱の本社事務所に
昔から応援しているレーシングドライバー「平川亮」選手が、
年末の挨拶に来てくれました。
平川亮は、今年からヨーロッパに家族と共に移住して
WEC世界耐久選手権の全戦に挑戦していました。
その結果、このシリーズ中で最も有名で、かつ過酷な「ル・マン24H」に、
見事総合優勝を果たし、
(昔、スティーブマックイーンがル・マン24Hに優勝した時は世界のトップニュースになった)
さらに富士戦にも優勝して、
WECの2022年シリーズチャンピオンにもなった。
平川亮選手とは10年以上前からの知り合いで、
彼が18歳のころから知っていて応援してきたので、
WECシリーズチャンピオンになったといっても、
あまりピンとこないのですが
これは、本当は、オリンピックで金メダルを取る以上のものすごい快挙なのです。
しかし、しかし世界のWECと言っても、意外と知っている人は少ない。
「WECとは」で検索して、出てきた答えが、
以下の通りです。
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「自動車の限界で競う耐久レースの世界選手権
2021シーズンはル・マン、富士を含む全6戦を予定※
※2021年1月末時点
FIA世界耐久選手権(FIA World Endurance Championship:略称はWEC)は、プロトタイプカーとGTカーが混走して争う耐久レースの世界選手権です。国際自動車連盟(FIA)が統括し、レギュレーションの制定等、運営にはル・マン24時間を開催するフランス西部自動車クラブ(ACO)も深くかかわっています。
レギュレーションで各レースの長さは6時間以上と規定されており、最長のル・マンは24時間。選手権ポイントもレースの長さで異なります。
選手権はプロトタイプ2クラス、GT2クラスの計4クラスで構成され、6つの世界チャンピオンタイトルと4つのトロフィーが設定されています。今年からスタートするトップカテゴリーの「Hypercar」クラスにはTOYOTA GAZOO Racingも参加します。
ドライバーは車両1台につき最大3名まで認められています。「FIAドライバー類別規定」により、各選手の戦績に従って「プラチナ」「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の4つに分類され、可能となる組み合わせが参加クラスごとに決められています。
選手権は、2018年から2年間にまたがる「スーパーシーズン」形式で開催されて来ましたが、2021年は通常の単年シーズンで全6戦が予定されています。
現行WECがスタートしたのは2012年。今季は「シーズン9」となりますが、耐久レース世界選手権の歴史は長く、初開催は1953年。この年はセブリング12時間、ミッレミリア、スパ・フランコルシャン24時間、そしてル・マン24時間など全7戦が行われました。日本でも1982年から1988年まで富士スピードウェイで、1989年から1992年までは鈴鹿サーキットで開催されており、1991年にはオートポリスでも行われ、2012年からは富士で毎年開催されてきました(2020年は新型コロナウイルス禍で中止)。
そして、平川亮選手が出場しているカテゴリーが「Hypercar」
以下、同様に掲載記事の転載
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Hypercar(Le Mans Hypercar/LMH)
WECにおける最上級のクラスです。技術規則「Le Mans Hypercar」に適合する車両は、LMP1車両と比較してコクピット、ウインドスクリーンを拡大し、ハイパーカーと呼ばれるにふさわしい外観を有しています。自動車メーカーが技術を投じたプロトタイプカーと、実際に公道走行可能なハイパーカーのレース仕様車があります。
全長は5,000mm以下、全幅2,000mm以下、全高は1,150mm以下で、全面投影面積が1.6m²以上であること。最低車重は1030kg。排気量、気筒数等は自由で、ハイブリッドシステムを搭載する場合はフロントアクスルを駆動することが規定されています。タイヤはミシュランのワンメイクとなります。
性能調整(BoP)を導入することで、参加車両間の性能差を均衡化し、初年度から白熱した争いが期待されます。
ゼッケンベースはレッド。ドライバー編成は自由ですが、ブロンズドライバーの参加はできません。
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調べたサイトから「平川亮」を見ると、
どうでしょうか、だんだんそのすごさが伝わってきたでしょうか。
とにかく、WECのシリーズチャンピオンというのは、
世界的なすごいことなのです。
その平川亮君が年末の挨拶をしにくれたのは、すごく嬉しいことです。
それを聞きつけて、大ファンの一人がプレゼントを持って駆けつけてくれた。