2020年12月04日(金曜日)
12.04.ものすごく乱暴な計算をすると
今日は、KeePer LABOのマネージャー達が集まるミーティングでした。
そこで、ものすごく乱暴な計算をしました。
12月はまだたった三日過ぎたところだが、
さすが12月だけあって、平日の実績が11月とはずいぶん違うのです。
12月の声を聞いて、早めにキレイにしておこうと思われるのでしょうか。
随分ハイペースなのです。
それで、それぞれの店舗が出した会社に対する約束、
つまり予算を、
各日にちの予測フラッグ数に乗じて出した計算上の予測の進捗数に対して、
実際の数字に割り返して、
大胆かつ無謀に12月全体の実績をはじき出した。
たった三日間からの数字では、全く当てにならないことはよく分かった上で、
お客様のマインドの方向をおおよそ予測して見せたのです。
すると12月も、
8月、(9月)、10月、11月と同じように前年同月比150%以上と出た。
こんな数字が何の根拠にもならないことは分かっていながらも、
ひょっとしたら、当たってしまうこともたくさん経験している。
経験的に大外れは無い。
いくらなんでも、飛びぬけて需要が高い12月までも、
前月までの150%は、ハードのキャパシティから考えても、
決まった人員の処理能力、作業量の限界から考えても、
去年の12月の実績5億6千万✖150%=8億4千万なんて出る訳がない。
私もそうは思うのだが、
お客様のニーズは、それだけの量があって、
それを私たちが受け入れられる訳がないと思って、
受け入れなければ、応えなければ、もちろん無理だろう。
しかし、最初から無理と思い、無理と決めるのか。
やってみたいと思って、やろうとしてみるのか。
やろうとして見てやれなかったら、やっぱりやれなかったと思えばいいだけで、
ひょっとしたら万分の一の確率で、やれるかもしれない。
そうしたら、やらなかった未来とは違う未来があるかもしれない。ひょっとしたら。
やれないと決めて、最初からやらなければ、やらない未来が確実に来る。
だったら、やるしかない。
こう書いてみると、かつてはみんな、ずっとそんなことの連続だった気がする。
肝心なことは、その気で、本気で準備をすることだ。
社長も専務も、気が付かないふりをしているが、
8月の時点で「100人、中途を入れよう。」と言った時から気付いていたに違いない。
だから、
300人以上の応募者との面接の予定を入れ、実際は200人しか現れなくても、
妥協せず、しっかりと面接をして
100人に何人か足らない中途入社者を確保した。
みんな本当にいい人たちばかりで、選考に自信があると聞いている。
大須店の隣地が空いたので、専務が貸して頂けないかと話して、借りた。
とりあえず、狭かった大須店が二倍ほどに拡がった。
浦和御園店も、隣地を借りることが出来て、
何をどう建てるのか計画は立てたが、
とりあえず12月に備えて敷地を拡げる工事だけ先に完成する。
知立店も同じような経緯で、12月中に二倍近い広さになる。
世田谷店は色々な経緯があって二倍ではないが、印象的には二倍になった。
葛飾店はカーテンとFIXを工夫して結構キャパシティが増えた。
各地のトレーニングセンターに設置されていた快洗Jr.5を、
取り合いのようにKeePer LABO店が借りて行った。
追加された快洗Jr.5は、洗車での車の移動を少なくすることが出来るはずだ。
代車を、安く借りられたレンタカーで、年末、約30台確保した。
1日3千円なので、必要ならばさらに増車する。
8億4千万とは、全83店舗なので、1店舗平均1千万オーバーになる計算だ。
もちろん、そんなことは出来っこない。
出来なくても、もちろんかまわない。
肝心なのは、やってみたいと思って、やろうとすることで、
本気でその準備を、シラッとやってのける事だろう。
それでいいと思うのです。
会社への約束である「予算」は、
83店舗で約6憶3千万です。これでも1店舗平均754万であり、
ものすごい数字であることは間違いなく、
凄まじいばかり力を発揮しなければ達成できないでしょう。
予算達成は立派な結果です。
しかし、お客様のニーズがそれ以上にあるのが解っていて、
予算を達成すればそれでいいと思う者は、誰もいないでしょう。
たまにしか来ない会社の自分の部屋で、
何でも出来そうな気がしてくる。 白日夢か。