2023年01月07日(土曜日)
01.07.お客様が喜ぶと、うれしいと思う者たち。
前話の昔話の中で、
ラーメンにたとえて、
ラーメンと同じようKeePerコーティングも
その店舗の中で造られるような商品は、
技術者の商品を造り上げる技術の差によって
価値の高さ(美味さ、美しさ)が変わります。
だからお客様の側は、より上手いKeePer、より美味いラーメンが欲しいので
より上手な技術者のいる施工店、ラーメン屋を選びます。
集客のための看板や、宣伝広告、
ましてや値引き販売での客引きなどは、
ほんの一時的な集客効果に過ぎず、
店舗繁栄の為に絶対的な条件である「リピート率」のアップには繋がりません。
「リピート率」のアップには、
上手いKeePer、美味いラーメンが絶対条件なのです。
例え話のラーメンはさて置いて、
上手いKeePerは、
技術力の高い施工者が施工することが必要です。
この技術力とは、
車の塗装やKeePerに対する知識が十分あることとや、
一つ一つの作業の動作と順番の正確さが身についているかであり、
さらに、そのテクニックをいかに習熟するかです。
しかしもう一つ、
大切な要素があります。
技術者が、その車をキレイにしたいと思って作業できるかどうか。
こんなことを書くと、精神論っぽいことを言い出したように思えますが、
決してそんなものではなく、現実の事としてこれは大変重要なことなのです。
KeePerは車をキレイにして、
それもお客様が驚くほどキレイにして、
その驚きのキレイさが約束通りの期間、本当に続いて、
また続いてKeePerをやりたくなって、
あるいは車が代わってもKeePerをやりたくて、KeePerのリピーターになる。
そんなキレイさとは、
お客様のキレイに対する感性に合っていなければ作ることが出来ません。
“キレイさ”なんてものは、あくまでも、
それぞれの人間が持っている感性によって決まるもので、
絶対的なキレイさなんてものがある訳ではありません。
キレイさは計器なんかで計測できるものではなく、
あくまでもそれぞれの人間の感性によって、キレイさに差があるのです。
あえて言えば
女性のヘアメイクと同じようなものかと思うのです。
機械的に造られるものではなく、計器で計測できるものでもなく、
あくまでも、
その女性の好みと嗜好で、そのヘアメイクの価値、善し悪しが決まります。
車だって、そういう一面があって、
お客様が持つそれぞれの感性によって、
キレイさの基準が違うのです。
だから、
女性のヘアメイクを造る美容師さんが、
お客様の好みを、お客様とのいっぱいの会話の中で探し出して、
そのお客様が持っている美しさの基準を、その女性のヘアに実現する。
それが、そのお客様の価値観と基準にうまく合えば、
その美容師さんは、そのお客様にとって”腕の良い美容師さん”という事になる。
車の美容とも言えるKeePerも、そういう面があって、
それぞれのお客様が持っている車の美しさの基準と、好みを、
お客様とのいっぱいの会話の中で探し出して、
そのお客様が持っている美しさの基準を、そのお客様のお車に実現する。
それが、そのお客様の価値観と基準にうまく合えば、
その施工スタッフは、そのお客様にとって”腕の良いKeePerの技術者”となる。
しかしスタッフが、会社から、或いは上司から仕事を”やらされている人”だと、
仕事をやらされているだけなので、作業という仕事をやらされても、
お客様が喜んでくれるかどうかは、そのスタッフには興味ないし、関係ない。
ただ、マニュアルで決ったようにKeePerの作業をしただけで、
ただ仕上がりが悪くてお客様が文句を言えば叱られるので、
お客様から文句を言われないようにきちんとキレイにしようとは思う。
だから当然、お客様の好みとか価値観など興味がないので、考えもしなければ、
それを実現しようとも思わない。
車をキレイにする上で、こんな差は、大した事はないように思えるが、
お客様がどの店にリピートしようかどうかは、
意外と、こんな部分で決まってしまうもののような気がする。
仕事はやらされてやっている仕事と、
何か楽しみがあってやる仕事では意外とその差があって、
その楽しみが、お客様が喜んでくれる事を楽しみにする仕事だと、
意外と、その差は大きく、
意外と、その店にお客様がリピートする気になるかどうかの決定的な差になる。
では、なぜ「仕事をやらされている人」が出来るのか。
その会社、その経営者、その上司が、
スタッフに「仕事をやらせている」からに他ならない。
我らが仲間たち、お客様が喜ぶと、うれしいと思う者たち。