2023年02月12日(日曜日)
02.12.恐竜の末裔達が無期懲役刑を受けている囚人の様に見えた。
今年になってから、考えがあって日曜日は無理にでも遊ぶことにしているので、
今日は、家族で、静岡県掛川市の「掛川花鳥園」に行って来ました。
ここは、園全体が巨大な温室のようになっていて、
宙吊りになったおびただしい植物と、水生植物と魚と、
鳥類が豊富にいて、
飼育技術と状態が良いからなのでしょう、
みんなとても元気そうな鳥たちが、元気に、
たくさんの来園客の皆さんを本当に楽しそうにさせていました。
人気者のハシビロコウも、動きはしませんが、立派にスターとして健在です。
この園は、ビジネス的には大成功なのでしょう。
でもここは、
あくまでも動物園ではなく遊園地であり、
ディズニーランドでのミッキーの代わりに花鳥園では「鳥たち」がスターです。
でも、たぶん飛ぶチャンスが死ぬまでないだろう、
フクロウやミミズクの仲間たちの展示は、
清掃は行き続いていて、とても清潔に保たれている好感が持てる展示でした。
しかし、ここで展示されている猛禽類など
母のフクロウやミミズクたちにとっては、
無期懲役刑を受けている囚人に見え、
展示室そのものはきれいで、
収監後に永遠の自由を失った憐れな囚人に見えた。
この自分の中の自己矛盾で、
賑やかな掛川花鳥園で、笑えなくなってしまっていたのです。
鳥類とは元々は恐竜の類であったとは、すでに既成事実として扱われています。
鳥類とは恐竜の末裔なのです。
だから、無期懲役に処せられた小さな恐竜たちと見ると、
複雑な気分になってきます。